東京メトロ「駅別乗降人員ランキング」発表!新宿・渋谷・池袋・豊洲の順位やワースト5の駅は?(2024年度)今後の延伸計画は?
今後の東京メトロ延伸に関して
東京メトロでは有楽町線の豊洲〜住吉間延伸(地下鉄8号線延伸)が本格的に動き出しています。
豊洲から東陽町・住吉を経由する約4.8キロの新線は2024年11月に着工し、2030年代半ばの開業を目指して工事が進められています。完成すると、東西線の混雑緩和や臨海部と城東エリアのアクセス向上が期待されています。

また、東京メトロと東武鉄道は、この有楽町線延伸区間(豊洲〜住吉間)の開業にあわせ、半蔵門線(住吉〜押上間)および東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線との相互直通運転について基本合意したと発表しています。直通運転が実現すれば、臨海部と東京・埼玉東部のアクセス性が大幅に向上し、所要時間の短縮や乗換回数の削減が期待されます。
【参考】 東武×有楽町線の相互直通運転&スカイツリータウン周辺の再開発で 東京随一の国際観光拠点をめざす
https://tetsudo-ch.com/13001922.html

また、東京メトロ南北線は、品川へ延伸されることが決まっています。こちらは、下記のようなルートで2024年11月5日に着工し、開業目標は2030年代半ばとなっています。白金高輪駅~品川駅の約2.5kmが延伸され、新幹線の駅でもある品川駅へまでの、六本木・赤坂エリアなどからのアクセスが向上します。
【参考】 東京メトロ南北線の品川への延伸工事に進展、品川駅付近の工区が公告に 2030年代半ばの開業を目指す
https://tetsudo-ch.com/12931797.html

これ以外にも、「押上から野田市方面」へ至る東京8号線(有楽町線)延伸構想や、「押上~四ツ木~松戸」という東京11号線(半蔵門線)延伸構想に関しては、葛飾区・松戸市・野田市などが事業化を要望しています。
「2024年度のランキングは、再開発と街づくりの影響が色濃く反映される結果となりました。2030年代に向けた新線建設も進む中、東京の地下鉄ネットワークと人の流れは、これからもダイナミックに変化し続けていきそうです。」
(画像:PIXTA、東京メトロ)
鉄道チャンネル編集部
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