首都圏新都市鉄道は、つくばエクスプレス(TX)において、2025年12月の金曜日に深夜帯の混雑緩和を目的とした臨時列車を運転すると発表しました。12月は忘年会などで帰宅が遅くなりがちな時期、臨時列車の運転時刻と、気になる年末年始(12/30〜1/4)の運行ダイヤについて詳しく紹介します。

忘年会シーズンの「救世主」現る!金曜深夜に臨時列車が走る

12月といえば、忘年会や飲み会が増えるシーズン。「気づいたら終電間際で車内が満員……」なんて経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
そんな利用者のために、つくばエクスプレスが金曜日の深夜に臨時列車を設定してくれました。運転日は12月5日(金)、12日(金)、19日(金)、26日(金)の計4日間です。

秋葉原発の下り臨時列車は「0時04分」発

秋葉原駅から帰る人に朗報です。秋葉原駅発・守谷駅行きの「下り普通列車」が、当日の最終列車の前に1本増発されます。

発車時刻は秋葉原駅を0時04分に出発⇒北千住駅を0時15分⇒南流山駅を0時29分⇒流山おおたかの森駅を0時35分に発車⇒終点の守谷駅には0時44分に到着。

臨時列車 運転時刻表(イメージ)

上り列車も守谷発「23時12分」で運転

都心へ向かう「上り」方面にも臨時列車が登場します。こちらは守谷駅発・秋葉原駅行きの普通列車です。

守谷駅を23時12分に出発⇒流山おおたかの森駅を23時22分⇒北千住駅を23時42分に発車⇒終点の秋葉原駅には23時52分に到着。日付が変わる前に秋葉原へ着けるので、そこからの乗り換えや移動にも余裕が持てそうです。

臨時列車 運転時刻表(イメージ)

大晦日の夜遊びは計画的に!年越しの「終夜運転はナシ」

クリスマスが終わればすぐにお正月。年末年始の運行ダイヤも気になるところですが、今年の大晦日は少し注意が必要です。

年末年始(12/30~1/4)は土休日ダイヤ

2025年12月30日(火)~2026年1月4日(日)までの6日間は、「土曜・休日ダイヤ」で運転されます。平日の朝夕のような本数ではないため、通勤や通学で利用する予定の人は時刻表をしっかり確認しておきましょう。

そして重要なのが大晦日の夜。2025年12月31日(水)の終列車から2026年1月1日(木・祝)の初列車にかけて、いわゆる「終夜運転」や深夜の臨時列車はありません。カウントダウンイベントなどで深夜に出かける予定の人は、帰りの足を確保しておくか、朝まで過ごす覚悟が必要かもしれません。

「12月の臨時列車・年末年始運行」概要

首都圏新都市鉄道が発表した、つくばエクスプレスの運転計画の概要は以下の通りです。

<12月の金曜日 臨時列車>
12月5日(金)・12日(金)・19日(金)・26日(金)の4日間に、以下の普通列車が増発されます。

・下り(秋葉原発⇒守谷行き)
秋葉原 0:04発⇒北千住 0:15発⇒南流山 0:29発⇒流山おおたかの森 0:35発⇒守谷 0:44着

・上り(守谷発⇒秋葉原行き)
守谷 23:12発⇒流山おおたかの森 23:22発⇒北千住 23:42発⇒秋葉原 23:52着

<年末年始の運転>
期間:2025年12月30日(火)~2026年1月4日(日)
ダイヤ:土曜・休日ダイヤ
大晦日:終夜運転や深夜の臨時列車はありません。

1年の締めくくりで賑わう12月。増発される臨時列車を上手に活用して、混雑を避けつつスムーズな帰宅を。年末年始の移動計画も、土休日ダイヤであることを忘れずに立てておきましょう。
(画像:首都圏新都市鉄道、TOP写真:PIXTA)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

【関連リンク】