夢を買うのが宝くじ。大阪府貝塚市を走る水間鉄道(水鉄)から届いたのは、1等賞金に前後賞あわせて5億円という宝くじのニュースだ。ただし賞金を進呈するのは水鉄ではなく某都市銀行!?
水鉄が2026年3月17日~5月17日に発売する「水間鉄道100周年記念宝くじきっぷ」、発売額は通常の1日フリー乗車券と同額で、鉄道に限れば特典はない。

ただし券面には通常のきっぷと同じくナンバリングが表示され、2026年5月25日の抽選に当たると同6月(日付未定)に発売されるドリームジャンボ宝くじ10枚がプレゼントされる。当選者は2人。

水鉄の宝くじきっぷは直接夢を買うのでなく、電車に乗ることで間接的に夢も買えるのがミソ。通常のきっぷと同様に貝塚、水間観音の両駅に加え、イベント会場などで出張販売する計画もあるという。

水間鉄道 名越駅に停まる1000系電車 (写真:PIXTA)

貝塚~水間観音5.5キロの水鉄は、全国3番目に営業距離が短い私鉄(新交通システムや路面電車を除く)。歴史の始まりは1925年の貝塚南(現在は廃止)~名越で、2025年12月に100周年を迎えた。
鉄道建設の主目的は水間観音の参詣客輸送で、1世紀の間には厳しい時代もあったが、現在は外食チェーン「グルメ杵屋」の傘下で、安定軌道に復帰している。

水鉄鉄道部は、「抽選でつかんだ幸運がさらに『ジャンボな夢』になるチャンス。この機会に幸運をゲットしてほしい」とPRする。
この宝くじきっぷは、貝塚市の地域共通ポイント「つげさんポイント」でも購入可能。貝塚市の特産伝統工芸品・つげ櫛をキャラクター化したつげさんは、市制施行70周年の2013年にデビューした。

(TOP画像:鉄道に乗って夢を買う!「水鉄100周年記念宝くじきっぷ」のビジュアル、水間鉄道)

記事:上里夏生

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