忙しい日常の喧騒を離れ、静かな渓谷の一軒宿で、上質な読書と名湯に浸る。そんな最高の「大人のおこもり旅」を計画している方に、極上の情報をお届けします。
武田信玄の隠し湯とも伝わり、大正15年(1926年)の創業以来、太宰治や伊藤左千夫といった文豪、そして映画界の巨匠・小津安二郎監督らに「親しみの湯」として深く愛されてきた長野県の秘湯「蓼科 親湯温泉」が、2026年6月1日に記念すべき創業100周年の節目を迎えました。
10年におよぶ大規模リニューアルプロジェクトの集大成として、3万冊の蔵書が美しく並び立つ圧巻のラウンジや、文人たちの息吹を再現した気品あふれる露天風呂付き客室など、現代の旅行者が心から寛げる最高峰のリゾートへと進化を遂げています。次回使える「1万円宿泊割引券」がもらえる公式限定の超豪華記念プランの詳細から、手紙を書くことでおトクな特典がもらえるユニークなイベント、さらには東京や名古屋から特急列車と無料送迎バスを乗り継ぐスマートなアクセス方法まで、信州の旅を120%充実させるための方法をご紹介します。

信州・蓼科で文人たちに愛された渓谷の一軒宿が100周年!

「創業大正十五年  蓼科 親湯温泉」の蔵書ラウンジのイメージ

蓼科 親湯温泉は、蓼科高原の山の中、渓流沿いにひっそりと建つ、昔からの温泉の雰囲気を保つ一軒宿です。大正15年(1926年)の創業から1世紀、武田信玄の隠し湯とも伝わる古湯・蓼科親湯温泉は、古くから太宰治や伊藤左千夫といった文人、そして映画監督の小津安二郎らに「親しみの湯」として愛されてきました。

同館では100周年に向けて、2018年に3万冊の蔵書が並ぶ「みすず Lounge & Bar」や個室レストランを新設

2018年に新設した個室レストラン「宴どころ みすゞかり」(イメージ)

2024年には映画の巨匠「小津安二郎」監督がかつて好んで利用した客室を再現した「夕映えの間 – with Memories of Ozu -」を新設

夕映えが美しい「夕映えの間 – with Memories of Ozu -」(イメージ)

さらに、2026年2月には文人をイメージした「蓼科倶楽部」の客室を露天風呂付きにリニューアルするなど、長年にわたり館内の進化を続けてきました。

「蓼科倶楽部」アララギ派スイート(イメージ)

ただ歴史を保存するだけでなく、現代の旅行者が快適に「大人の寛ぎ」を堪能できる空間づくりに徹底してこだわっている点が大きな魅力です。

次回使える1万円割引券も!超お得な「100周年記念プラン」

今回の100周年を記念し、2026年6月1日~2027年5月31日までの期間限定で特別な宿泊プランが販売されています。このプランは、公式Webサイト限定で販売されているプランで、最大の目玉は、次回(冬期)の宿泊時に使える「10,000円割引券」が進呈されることです。夏の美しい新緑やビーナスラインの絶景を楽しんだあと、冬には白銀の蓼科で幻想的な雪見露天を味わうという、四季の信州を贅沢に楽しむための最強プランといえるでしょう。

公式限定の100周年記念プランの特典(イメージ)

【特典内容】
・次回使える蓼科の冬ご招待10,000円割引券(1部屋につき1枚)
・100周年オリジナルフォトフレームカード+写真撮影サービス(希望者のみ)
・100周年オリジナルMEMO文庫(1部屋につき1冊)
・100周年オリジナル栞(1名につき1枚)

手紙をしたためる「蓼科文遊」など記念イベントも目白押し

本で親湯温泉の百年を表現した100周年ブックコーナー(イメージ)

宿泊プランだけでなく、館内では100周年を記念した体験型イベントも展開されています。100年前の書籍や当館ゆかりの作家の本を集めた「百年の書架」のほか、面白いのが手紙を書く体験スペース「蓼科文遊」です。

スマホで簡単に連絡が取れる現代に、あえて「手紙を書く」時間を提供するこの企画。大切な人に贈るハガキは次回使える2,000円分の宿泊割引チケットとして、自分に宛てたハガキはワンドリンクチケットとして機能するというユニークな仕掛けが施されています。

手紙を書く専用スペース(イメージ)

電車でのアクセスは特急あずさと無料送迎バスの最強コンボ

運転での渋滞によるタイムロスを避けたい方、公共交通機関で蓼科親湯温泉へ向かう場合には、最もおすすめなのが特急列車と、茅野(ちの)駅東口から毎日2往復運行されている「宿泊者専用の完全無料送迎バス(約30分・要事前予約)」を組み合わせるルートでしょう。首都圏からなら「特急あずさ」で新宿から約2時間、中京・関西方面からなら「特急しなの」とあずさを塩尻駅で乗り継ぐことで、乗車駅から宿の玄関口までが直結されます。

▼関東方面からの場合
新宿駅⇒(中央本線 特急あずさ 2時間)⇒茅野駅⇒(無料送迎バス 約30分)⇒蓼科親湯温泉

▼中京・関西方面からの場合
名古屋駅⇒(特急しなの 2時間)⇒塩尻駅⇒(特急あずさ 20分)⇒茅野駅⇒(無料送迎バス 約30分)⇒蓼科親湯温泉というルートになります。

茅野駅東口からは、宿泊者専用の無料送迎バスが毎日2往復運行されています(要事前予約)。無料送迎バスの時刻は下記の通り。
・茅野駅東口 11:20発⇒親湯 11:50着
・茅野駅東口 14:40発⇒親湯 15:10着

・親湯 10:30発⇒茅野駅東口 11:00着
・親湯 14:00発⇒茅野駅東口 14:30着

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉(各イメージ)

絶景のビーナスラインドライブや諏訪大社四社巡りで信州を満喫

蓼科親湯温泉の周辺を走るのどかな道は、長野県を代表する山岳ドライブルート「信州ビーナスライン」です。その道路沿いの風景は、旅の大きな醍醐味です。

信州ビーナスラインの景色(長野県茅野市)(写真:PIXTA)

「信州ビーナスライン」沿いには、春の新緑、夏のニッコウキスゲ(7月中旬が見頃)、秋の紅葉(9月下旬〜10月中旬)と、四季折々の絶景が楽しめます。ビーナスライン沿いの白樺湖の周辺や、車山、霧ヶ峰などのビュースポットを経由しながらのドライブは、天空を走っているかのような爽快感ですので、自動車の免許を持っている方には大変すすめです。

ビーナスライン沿い車山のニッコウキスゲ花畑 (写真:PIXTA)

また、近くの諏訪エリアには、周囲約15.9km、面積13.3㎢nと長野県最大の湖であり信州のシンボル的存在でもある諏訪湖があります。諏訪湖では湖上をのんびりと周遊する遊覧船が楽しめたり酒蔵巡りなどが体験できます。少し離れた湖を一望できる立石公園などからは夕日や夜景を見ることもできます。また、諏訪湖の花火大会(毎年8月15日に開催)は、湖という地形を活かした圧倒的なスケールとダイナミックな演出から、日本各地から人が集まるほどの人気イベントです。

夕焼けの諏訪湖、長野県 (写真:PIXTA)

諏訪湖の周辺には全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社として知られる諏訪大社の四社(上社本宮、上社前宮、下社春宮、下社秋宮)が点在していますので、こちらもぜひ訪れてみたい場所です。

諏訪大社 下社 秋宮(写真:PIXTA)

特急列車の車窓から、きらめくビーナスラインの新緑を眺め、3万冊の本と名湯に溺れる贅沢な「大人の時間」。100年という節目を迎え、さらなる進化を遂げる「蓼科親湯温泉」。この機会に、信州の大自然と歴史に癒やされる旅に出かけてみてはいかがでしょうか?
(画像:親湯温泉、PIXTA)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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