
東京駅を夜21時26分に出発し、翌朝8時39分には乗り換えなしで香川県・琴平駅へ直行できる寝台特急「サンライズ瀬戸」の琴平延長運転。2026年秋の運行は11月28日(土)発までの残り12本となり、さらに12月〜2月の冬期にも計30本の延長運転が決定しました。
通常は高松止まりのところ、土讃線へ直通して善通寺や琴平まで乗り換え不要で到達できるため、混雑前の清々しい空気のなかで金刀比羅宮(785段)の石段を登ることができます。また、門前町の名物「朝うどん」を満喫できるなど、初日の午前中をまるごと観光に充てられる絶大な時間的メリットがあります。
今回の記事では、秋の残り12本と冬期30本の運転カレンダーをはじめ、途中停車駅の活用法、岡山発の観光列車「ラ・マル・ド・ボァ」との乗り継ぎモデルルートまでを解説します。
東京21時26分発、高松8時02分発、琴平8時39分着
琴平延長運転の「サンライズ瀬戸」は、東京駅を21時26分に出発します。翌朝7時27分に高松駅へ着き、35分ほど停車したあと、8時02分に高松駅を出て琴平駅へ向かい、8時39分に到着します。
東京駅から琴平駅まで、乗車時間はおよそ11時間13分です。高松駅から琴平駅までの延長区間で止まる駅は、多度津駅と善通寺駅です。
寝台特急「サンライズ瀬戸」の琴平延長運転
東京駅発:21:26
高松駅着:7:27
高松駅発:8:02
琴平駅着:8:39
延長区間内の停車駅:多度津、善通寺
運転日:金曜・休日前の東京駅発、2026年10月〜11月の21日間(のべ21本)
善通寺駅は、弘法大師空海の生まれた地とされる総本山善通寺の最寄り駅です。琴平まで乗らずに善通寺駅で降り、お寺を参拝してから琴平へ向かう組み合わせもできます。

残りの運転日は12本、最終は11月28日(土)の東京駅発
運転日は東京駅を出る日で数えます。琴平への延長運転は、その翌日の朝です。10月28日時点で、10月2日~24日発の9本は既に運転を終えています。
これから11月末までの運転日(東京駅発)
10月:30日(金)、31日(土)
11月:2日(月)、6日(金)、7日(土)、13日(金)、14日(土)、20日(金)、21日(土)、22日(日)、27日(金)、28日(土)
11月2日(月)と22日(日)は、翌日が祝日のため運転日に入っています。11月22日発は3連休の最終日前夜にあたり、23日(月・祝)の朝に琴平へ着きます。最終の11月28日(土)発は、11月29日(日)の朝に琴平へ着きます。
寝台券は、ほかのJRの指定席と同じく乗車日の1か月前の10時から発売されます。週末の個室は早くに埋まりやすいので、行きたい日が決まっていれば早めに押さえておきましょう。空きの状況は、JR東日本・JR西日本の予約サイトなどでご確認ください。
8時39分に琴平へ着いたら、朝のうどんとこんぴら参り

朝8時39分に琴平駅へ着けば、その日の午前中をまるごと使えます。
まずは駅のまわりで讃岐うどんの朝ごはんを食べ、そのあと金刀比羅宮の参拝へ。本宮までは785段の石段が続くので、朝のうちに登り始められるのは、夜行列車ならではの強みです。朝のうどん店は営業時間がまちまちなので、おでかけ前に確かめておくと安心です。
参拝のあとは、こんぴら門前町の土産物店をのぞいたり、香川名物の骨付鳥を味わったりして過ごせます。前の晩に東京を出たとは思えないほど、旅の1日目を長く楽しめます。

11月3日・23日は観光列車「ラ・マル・ド・ボァ」も琴平へ
同じ秋の臨時列車として、JR西日本の観光列車「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」も、岡山駅から琴平駅まで1往復運転します(列車名は「ラ・マル ことひら」)。
「旅の道具箱」がコンセプトの列車で、全車がグリーン車の指定席です。秋の運転日は10月12日、11月3日、11月23日の3日間で、10月12日の運転は終わり、残りは11月の2日です。

【概要】観光列車「ラ・マル ことひら」
下り:岡山10:11発→児島11:02発→多度津11:29着→善通寺11:38着→琴平11:45着
上り:琴平15:20発→善通寺15:26発→多度津15:35発→児島16:04着→岡山17:24着
運転日:2026年11月3日(火・祝)、11月23日(月・祝)
座席:グリーン車(全車指定席、普通列車扱い)
予約:座席指定券はJR西日本ネット予約「e5489」で予約・購入可能(乗車には別途乗車券が必要)
11月23日は、22日の東京駅発のサンライズ瀬戸が琴平に着く日でもあります。
夜行で琴平に入って参拝をすませ、帰りは15時20分発のラ・マル・ド・ボァで岡山へ向かうといった組み立ても考えられます。ラ・マル・ド・ボァは冬も、2027年1月1日から3日に琴平まで運転されます。

冬も12月〜2月に30本! 2024年秋は20本だった琴平延長
サンライズ瀬戸の琴平延長運転は、行楽シーズンを中心に何度も設定されています。
2024年秋は計20本、2026年は夏が31本(7月3日〜9月26日の東京駅発)、秋が21本です。そしてJR四国は、2026年10月22日に、冬の期間(26年12月〜27年2月)にも東京駅発の30本を琴平まで延長すると発表しました。時刻は秋と同じで、琴平着は8時39分です。
冬の運転日(東京駅発・のべ30本)
2026年12月:4日(金)、5日(土)、11日(金)、12日(土)、18日(金)、19日(土)、25日(金)、26日(土)、31日(木)
2027年1月:1日(金)、2日(土)、8日(金)、9日(土)、10日(日)、15日(金)、16日(土)、22日(金)、23日(土)、29日(金)、30日(土)
2027年2月:5日(金)、6日(土)、10日(水)、12日(金)、13日(土)、19日(金)、20日(土)、22日(月)、26日(金)、27日(土)
2027年の元日には、高松駅〜琴平駅間に初詣向けの臨時普通列車も3本運転される予定です。秋から冬にかけても琴平への延長運転がありますので、乗り換えなしでこんぴらさんへ、寝台特急で出かけるチャンスです。
(画像:PIXTA、鉄道チャンネル)
鉄道チャンネル編集部
(旅とおでかけ!鉄道チャンネル)