JR九州が主催する『第2回 九州魅力発掘大賞』表彰式が都内で行われました。

このイベントは、テレビや誌面などので九州の魅力の情報発信に貢献した媒体全137媒体から大賞、そして映像部門・雑誌部門・新聞部門に分かれ各1媒体ずつ表彰されます。

今年の栄えある大賞に輝いたのは、NHK総合で2016年3月19日と4月2日に放送されたブラタモリ「熊本/水の国・熊本」。
地元が九州のタモリさんよりビデオメッセージが届き、会場は盛り上がりました。

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新聞部門では、温泉や穴場スポット・多様性などなどが評価され日本経済新聞NIKKEIプラス1「とっておき温泉」が受賞。
雑誌部門では、オリンピック競泳メダリストの松田丈志さんが起用されている、婦人画報12月号「プレミアム秘湯」が受賞。
映像部門では、被災地の復興に向けて細かく取り上げられた日経プラス10 特別編 九州に生きる”ニッポンブランド”-ななつ星in九州 震災に克つ-が受賞。
特別賞は、映画「うつくしいひと」が受賞。

監督の行定勲さんは、「映画を作っていて、これほど多くの方に〝ありがとう″と言われたのは初めて。」と話しました。
この映画は熊本地震が発生する以前に撮影をされたもので、地元の方からは「熊本城をこんなに美しい姿で映像を残してくれのが本当に嬉しい」との声が本当に多かったとの事。

審査委員長のJR九州青柳社長は、「昨年の熊本地震で、全国各地の本当に多くの方に応援してもらい、元気をもらった。だからこそ今度は九州から皆さんに元気を発信したい!」と笑顔で話していました。

今回の表彰式で感じた事は、メディアの皆さんは、撮影時期によっては放送や掲載することを悩まれた方も多かった一方で、地元の方々は美しい熊本城や阿蘇の姿などを残してくれることや媒体で取り上げてくれることがとても嬉しく、そうすることで、皆さんを元気づけられるという事を強く感じました。

鉄道も豊肥本線はまだ復旧していませんが「あそばーい」も7月から大分~阿蘇間の運行を再開するなど、着実に復旧へと進んでいます。

これからも九州へ少しでも多くの方が訪れる事が、地元の方々の笑顔に繋がると感じ、私自身も早くまた九州の鉄道旅に行きたいと強く思いました。

これからも、九州の観光や鉄道に注目です!!

近藤智美