東京メトロ「深川車両基地見学会」が報道公開されました
深川車両基地の近隣に住む親子300人を招待
東京メトロ深川車両基地は東西線の車両基地です。東西線東陽町駅から徒歩10分ほどの場所にあって近隣や周囲にはマンションが立ち並ぶ住宅街です。そこで今回は車両基地の近くに住む親子300人にふだん入ることのできない基地内を紹介する見学会が企画されました。
深川車両基地と塩浜通りをはさんだ場所にある東京メトロ第三工事事務所の敷地が集合場所です。300人を午前と午後に分けてさらに50人ずつのグループに分かれて見学します。素晴らしいお天気!
さっそく深川車両基地に入場、10両編成が2編成、タテに駐められる長さです。520両もの車両が所属する広大な車両基地なのです。
2017年、今年の5月に完成したばかりの新ピット(新整備場)を見学します。
冷暖房完備の新しく明るい整備場で車両の下の部分を覗き込みます。
次は洗浄車両乗車体験です。
車輌に乗ったまま洗車機の中を通ります。大人も子供も初めての体験に大喜びです。
続いては留置線エリアに移動して運転台見学。
本物の帽子をかぶって現役の運転士さんから操作や機械のことを教えてもらいました。
同じ留置線エリアで展示車両撮影会です。
東西線で活躍する「05系」、05系の前面デザインが変更された「05N系」、「07系」、最新の「15000系」と勢揃いです。
いよいよ工場エリアに行きます。こんな歓迎メッセージが!
工場についての説明を聴きます。
その後はそれぞれの仕事について熱心に見学します。
台車洗浄機です。
そして車両を持ち上げる作業も見学しました。
あっと言う間に車体が吊り上げられました。
50人のグループ単位での見学なので皆さん最前列で見ています。
リフトカーにも乗せてもらいました。
車両の屋根を見ています。
その後は東京メトロの制服を着て記念撮影のコーナーなど楽しい時間を過ごしていました。
午前10時にスタートしたグループに付いて取材させていただきましたが、車両基地の近くにお住まいの皆さん、とても熱心に見学されていました。ふだん眼にしていても入ることのできない場所でとても有意義で楽しい時間を過ごされた様です。午前の部は13時前に終了して解散しました。
(写真・記事/住田至朗)