線路上に新本社屋を建設中……南池袋を歩く

2017.08.06

「ご乗車ありがとうございました。まもなく終点、池袋です」

西武池袋線の電車がゴトンとブレーキをかけて、大きく左カーブすると、池袋駅。そのホームにつく手前、下を行くビックリガードが車窓に映るころ、ちょっとだけ車内が暗くなる。西武が建てる新たな建造物のトンネルだ。

工事名「西武鉄道池袋ビル(仮称)」。線路脇にあった池袋旧本社ビルの土地と、西武池袋線の上空や線路脇を使い、地下2階・地上20階のビルを建てる計画で、延べ面積は5万平米とかなり大きめ。2019年春の完成をめざし、巨大なクレーンが休む間もなく首を振る。

ビックリガードから新社屋を眺めると、V字の巨大な柱とその上に載る構造物が見えてくる。JR線と西武線の線路の間を行く路地を歩くと、西武鉄道池袋変電所のスクエアな建物。その向かい側でも大きな建設工事が見えてきた。

2017年12月末完成予定のJR東日本 目白・池袋間配電所設置工事。JRと西武の電気施設が路地をはさんで向かい合う格好で、JR配電所の真新しい外階段が夕日の逆光に映え、そのすぐ脇を西武特急「ちちぶ」やJR特急「成田エクスプレス」たちが駆け抜ける。

この路地は、西武線のカーブと逆の弧を描くように、明治通りへと向かう。都営バスやタクシーで混雑する明治通りを渡り、こちらも線路移設工事などがすすむ都電荒川線へ。400mほど先にある鬼子母神前電停へは、大鳥神社参道を歩くか、鬼子母神西参道を行くか……。


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