東海道線(JR京都線)の摂津富田と茨木の間に建設中の新駅の名称が「JR総持寺」に決定。その600メートル東にある、阪急京都線の総持寺駅と区別するために「JR」を付けてJR総持寺駅と名乗ります。

名称決定理由について「新駅周辺の地名である「総持寺」は、西国三十三所第22番札所としても知名度があり、場所がイメージしやすく、分かりやすい名称であるため」とJR西日本。

この新たなJR総持寺駅は、大阪府茨木市庄一丁目に所在し、茨木市立三島中学校や、フジテック本社ビルに近い位置につくられます。高野山真言宗の総持寺までは、この新駅から東へ約300メートル、徒歩で3分ほどの距離です。

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現在、総持寺の公式ホームページは、アクセスについて「阪急電車京都線 総持寺駅下車(普通各停のみ停車) 徒歩5分」と記されていますが、ここに新たにJR総持寺駅からの案内も追加される見込み。

JR総持寺駅のコンセプトは、「街と街、人と人、時(歴史)と時(未来)をつなぐ新たな駅」。とまるのは内側線(緩行線)の電車のみで、島式ホーム1面(8両対応)、エレベーター1基、エスカレーター2基(上り1基・下り1基)、可動式ホーム柵(二重引戸式)という組み合わせ。開業は、2018年春を予定しています。

ホーム設置前、線路移設工事中のJR総持寺駅付近