荻野屋と言えば「峠の釜めし」ですが「駅そば発祥の地 軽井沢駅」と誇らしげに掲げられています

もちろん、横川駅で碓氷峠を越えるための補助機関車の付け替えなどがあって、長きに渡って横川駅に信越本線全ての列車が長時間停車をしていました。ここに荻野屋が駅弁「峠の釜めし」で有名になった歴史があります。長野新幹線開通で信越本線は横川で分断されて、軽井沢駅からはしなの鉄道が第三セクターとして運行するようになりましたが、荻野屋はモータリゼーションを見越したドライブイン展開などで頑張っています。もちろん横川駅ホームにも荻野屋の駅そば+「峠の釜飯」販売店はあります。とはいえ、国内有数の避暑地で、大型アウトレットなどもあって観光客で溢れる軽井沢駅の荻野屋は「峠の釜めし」の販売とともに「駅そば」もやっています。

嬉しいのは生蕎麦から茹でてくれること、そして出汁の効いためんつゆです。

天ぷらそば(470円)にネギの大盛り(30円)で500円です。

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カウンターは駅通路側と待合室側の両方にあって、待合室のお客さんは器を持って座って食べている人も居ます。「駅そば発祥の地」に付いては詳らかではありません。一度気合いを入れて調べてみようと思います。

(写真・記事/住田至朗)