オムロンの子会社、オムロン ソーシアルソリューションズは、都営地下鉄大江戸線 大門駅で自律走行型警備ロボットの実証実験を12月から実施する。

同社は、東京都が実施する「都営地下鉄施設内における案内・警備ロボット実証実験」に参画。

今回の警備ロボット実証実験は、ロボットによる駅業務のオートメーション化にむけた実証実験の第1弾、

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今回の実証実験は、警備ロボットが大門駅の施設内を自律的に走行。

巡回しながら内蔵したカメラの映像を施設内のモニターに表示し施設内の状態を遠隔監視する。

また、巡回中、ロボットに搭載した大画面のモニターを用いて駅の利用客に案内する。

同実証実験では、多くの人が行き交う駅環境におけるロボット活用の実用性を検証。

利用客へのアンケート調査を通じ、駅や商業施設など、社会のさまざまな場面でのロボット活用の課題を検証していく。

オムロン ソーシアルソリューションズは、駅業務の省力化をすすめ、「未来の駅」の実現をめざす。

今回の自律走行型警備ロボットを皮切りに、駅業務のオートメーション化を図る構え。

同社は、1967年に世界初の無人駅システムを実現。鉄道業界では、自動改札機、券売機、精算機などの駅務機器システムや遠隔監視サービス、安全システムなど、駅運営に携わるシステムを提供。運用サポートも行っている。