セイノーホールディングス、阪急阪神ホールディングス、阪急阪神エクスプレスが、資本・業務提携契約を締結。

セイノーホールディングスは、路線トラック便で国内トップシェアを占め、法人顧客20万社と取引実績を持つ。ロジスティクス事業では、日本国内に約70万平方メートルの倉庫を持ち3PL(Third Party Logistics)を展開中。

阪急阪神ホールディングスグループで国際輸送事業を担う阪急阪神エクスプレスは、海外27の国と地域、119拠点で国際輸送・ロジスティクス事業を展開している。

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今回の提携で、セイノーホールディングスは、阪急阪神エクスプレスが4月1日に実施する第三者割当増資を全額引き受け、同社の普通株式を取得する予定。

取得後の阪急阪神エクスプレスに対する持株比率は、阪急阪神ホールディングスが約66%、セイノーホールディングスが約34%に。

セイノーホールディングスが持つ国内の輸送ネットワーク・倉庫と、阪急阪神エクスプレスがグローバル構築した輸送ネットワークを組み合わせ、さらにITによる情報の連携を図り、顧客に最適なサプライチェーンマネジメント(SCM)を提案していく構え。