【私鉄に乗ろう 47】富山地方鉄道市内軌道線 その6
大手モール停留場から0.2kmでグランドプラザ前停留場。また雪が降ってきました。
駅名標。
この先で南北に走る1・2系統に合流します。
1・2系統の電車がすれ違っています。
左にカーブして、ちょっと見難いですが1・2系統の線路に合流します。
曲がるとすぐに西町停留場下りホーム。上りホームは合流地点よりも南にあります。
1・2系統上りと環状線だけの中町(西町北)停留場。南富山駅前方面に乗り換えるにはこの停留場で降りて先程の西町停留場まで南に30mほど歩きます。
望遠レンズで、桜橋停留場と電気ビル前停留場。8000形が来ます。雪が降っています。
広角側に戻して8000形(8002)とすれ違います。
中央郵便局前交差点でも8000形(8004)とすれ違って
富山駅に着きます。
環状線の9000形電車(9003)です。
こちらは7000形2両が並んでいるところ。
JRの改札側から見るとこんな感じです。雨に濡れずに乗換えできます。近い将来、あいの風とやま鉄道(旧北陸本線)が高架化されると、市内軌道線は右側に延長されて北側の富山ライトレールとの直通運転が行われる予定です。
富山地方鉄道市内軌道線の旅でした。子供の頃は、都電が縦横に走っていたり、京都市内を市電で移動したり、阪神国道線や甲子園線に乗ったり、と路面電車に乗る機会が多くありましたが、ほとんどが廃止されバスになってしまいました。世界的にも都市部での路面電車(トラム)の再評価が行われています。個人的にミラノやミュンヘン、ウィーンなどの都市でトラムを使って快適に移動した経験があります。
確かにバスの方がインフラ(道路)の整備がバス会社の負担では無くコスト的に経営が楽なのは分かります。しかし路面電車がコトコト走っている街には、何とも言えない安らぎを感じます。この後、富山ライトレールに乗りました。次回は富山ライトレールを紹介します。
(写真・記事/住田至朗)