JR東海、中央新幹線の大深度地下使用を国に認可申請
JR東海は3月20日、中央新幹線 品川~名古屋間の大深度地下使用について、国土交通大臣に認可申請した。
中央新幹線は現在、全国新幹線鉄道整備法にもとづき、品川~名古屋間286kmについて、工事実施計画の認可を受け整備中。
このうち、首都圏(事業区域1)と中部圏(事業区域2)で、通常利用されない空間「大深度地下」を極力使用する。
大深度地下使用認可申請区間は次の2区間。
◆首都圏(事業区域1)
東京都品川区北品川三丁目地内から東京都町田市小山町地内まで延長33.3km
地下41mから地下121m
◆中部圏(事業区域1)
愛知県春日井市坂下町四丁目地内から愛知県名古屋市中区丸の内一丁目地内まで延長17.0km
地下43mから地下113m
―――中央新幹線の大深度法における大深度地下使用認可の手続きは、今回の認可申請後、国土交通大臣(使用許可権者)、区市長による申請書類の公告・縦覧、利害関係人の都県知事への意見書提出、国土交通大臣による審査、仕様の許可に関する処分などを経る。