【私鉄に乗ろう 53】大井川鐵道井川線 その8
※2018年4月2日撮影
山深い場所に居ることを実感します。
※2018年4月2日撮影
井川ダムが見えてきました。井川線の始まりは、このダムを建設するために敷設された専門鉄道線だったのです。
※2018年4月2日撮影
1957年(昭和32年)に完成した日本初の中空重力式コンクリートダム。
※2018年4月2日撮影
最後の61号トンネル。
※2018年4月2日撮影
61号トンネルを出ると、そこが井川駅でした。
※2018年4月2日撮影
ホーム沿いに側線があります。
※2018年4月2日撮影
駅の横は県道60号線。看板の貼ってある橋梁は堂平までの貨物線です。
※2018年4月2日撮影
駅名標。標高は686mで静岡県の鉄道駅では最高。千頭駅が標高299.8m、ビルで言えば130階分くらい、386.2m登って到達したワケです。右に貨物線が見えます。
※2018年4月2日撮影
井川から分岐して休止中の貨物駅堂平まで行く線。
※2018年4月2日撮影
61号トンネルの坑口からダイレクトに井川駅になっています。手前は堂平への貨物線、右の線路が旅客ホームに繋がっています。線路の左側に改札口があって駅舎。
※2018年4月2日撮影
駅舎内。
※2018年4月2日撮影
駅舎外観。
※2018年4月2日撮影
長い階段を降りて県道60号線に出ます。駅は石垣の上。道路票にある27km先の畑薙ダム用の建設資材も井川線で運ぶ計画がありました。井川本村を通って鉄道線を延伸する計画でしたが、結局堂平駅まで資材を運び、そこからはトラック輸送になったそうです。
※2018年4月2日撮影
県道沿いに地元の方がやっているお店。筆者はここで蕎麦を食べて空腹を満たしました。
※2018年4月2日撮影
井川線終端部。左奥のホームは貨物用だったのかな。
※2018年4月2日撮影
ようやく、念願だった井川駅まで来ました。井川線はホントに山岳鉄道、というか急カーブが連続し車輪とレールの擦過音が終始鳴り響いていました。トンネルと橋梁が多く、人の気配の希薄な中をユルユルと進む井川線は車窓の絶景は元より、空気が超美味しい路線でした。
機会があれば井川村に渡船で渡って一泊、ノンビリしてみたいですね。
(写真・記事/住田至朗)