【私鉄に乗ろう 57】肥薩おれんじ鉄道 その6
ホームの嵩上げ部分と駅舎。
駅名標。出水郡阿久根郷折口村に由来。この一帯が傾斜地で、海岸への坂道(降り口)が多く、「降り口」が「折口」に転化したことに由るのだそうです。
二番線からの信号機が横に向けられていました。三番線の信号機は生きています。
気になったのが、この駅への側線の所に作られたモッコリ。鉄道ハードに詳しい方、これが何で、どの様な役割を果たしているのかご教示ください。
5.4kmで野田郷駅。
駅舎側に保線用の側線。
嵩上げされたホームは相対式2面2線、跨線橋。
駅名標。薩摩藩の外城制(薩摩藩は人口中の武士の割合が高く、城の外に武士を分散居住させ支配と防御に充てた薩摩藩の制度)の行政区画「野田郷」があったことからこの地が野田郷とよばれたことに由来。開業時の地名は出水郡野田村。
有人駅です。
野田郷から次の高尾野までは東西に真っ直ぐ。
では、次回【私鉄に乗ろう 57】肥薩おれんじ鉄道 その7 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)