水泳の池江璃花子選手は自宅で愛飲し、高橋由伸監督率いる読売巨人軍(ジャイアンツ)は、ケガ防止のためにチームに導入しているという、炭酸水。

東京・中野、東京メトロ丸ノ内線 新中野駅前のパーソナルトレーニングジム Sunny Place は、炭酸水を自分でつくれるソーダストリーム「スピリット」を試験的に取り入れている。普通のミネラルウォーターと炭酸水とでは、どんな違いがあるのか――。

その導入初日に、認定加圧インストラクターの Megumiトレーナーや、彼女のコーチを受ける30代女性生徒に話を聞いた。

ペットボトルの炭酸水と、サヨナラ

Megumiトレーナーは、塩分やナトリウムといったキーワードを絡めて、自分でつくる炭酸水のメリットをこう教えてくれた。

「コンビニなどで売っている炭酸水には塩分、ナトリウムが含まれていることも多いですよね。保存のためもあると思いますが、こうして自分でつくる炭酸水は、ほぼ純水なので塩分がない。そこがいいですよね」

「毎日コンビニに買いに行く手間から解放されるのが、うれしい。なにより、いつもできたての炭酸水が飲めるところも、いいですよね」

自律神経やホルモンのバランスにも

「炭酸水を飲むと、腸内のぜん動運動が活発化して自律神経が安定します。交感神経と副交感神経がバランスよく整うことで、リラックス効果も実感します。お通じもよくなるので、生徒さんへもおすすめしています」

「それから、生理前などホルモンのバランスが崩れる時期は、ついつい暴飲暴食しがち。そんなときも、満腹感も感じる炭酸水は助かりますね」

いっぽう、Megumiトレーナーのコーチを受ける30代女性(美容関連勤務)は、また違った視点でこう話していた。

「わたしはビールが大好きなので、普通のミネラルウォーターよりも、のどごしで、炭酸水はいいなと思います(笑)。あと炭酸水で洗顔したり、お風呂に浸かったりもいいですよね。洗顔に使うと、毛穴の汚れもよく落ちますし、でもやっぱり、1番はできたてをすぐに飲めるところがいいですね」

―――ソーダストリーム公式ホームページ(https://www.sodastream.jp/soda/)では、炭酸水の効果について紹介中。女性が気にする美容やダイエットに、炭酸水がいろいろと効果的なことを伝えている。