2005年に開業したつくばエクスプレスが、15年の時を経て新型車両を導入する。

新型車両の形式名「TX-3000系」。交直流車6両固定編成5本、合計30両を日立製作所で製造し、2020年春から運行を開始する。

外観は、現行型のTX-1000系とTX-2000系の基本ベースを継承し、先頭前面の傾斜を強調。ヘッドライトの形状で先鋭感を強調したデザインに。また、前面窓はメンテナンス性を考慮したシンプルな構成、現行車両のデザインのブルーとレッドを継承させ、斜めのラインで疾走するexpressをイメージしスピード感を表現した。

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客室内は、車内のセキュリティ向上にむけ防犯カメラを設置。異常時の状況が適切に分析する前方監視カメラを搭載。吊手の数を増加し、混雑時や車両動揺に対する安全性を向上させる。また、各ドア上部に42インチハーフの大画面液晶車内案内表示器を搭載し、乗換案内や駅設備案内等を大きくわかりやすくする。