青春18きっぷの旅(鉄道チャンネル版 豚鉄編①)
7月25日 23:10発のムーンライトながらに乗る。今回が2回目。前回に比べると空席が比較的少ない。
鉄道チャンネルニュースのコメンテーター渡辺さんが言っていた様に座席指定券を買ってオークションに出して稼ごうという人が多いのだ。
小田原駅を24時過ぎに出るのでここから青春18きっぷを使う。意外だったのは小田原から多くの人が乗ってきたことだった。8割がた席が埋まったところで眠りに着いた。さすがに指定券がオークションで期待した程の値段で売れないのかもしれない。
しかし後ろの席で飲みながら声高にしゃべる男性が約2名。これがうるさかった、なかなか寝付けなかった。
朝5:50大垣着。810円の切符を買って、6:15発の養老鉄道桑名行に乗る。
70分で桑名に到着。雨足が強くなってきた。歩いて三岐鉄道の西桑名駅。古い三重交通4400形が入線していた。風情のある良い車両だ。
西桑名駅。470円の切符を買って、8:23発の阿下喜行に乗る。雨がひどく、雨滴で車窓からの撮影は全く出来ない。
生まれて初めて762mmの特殊狭軌に乗った。この後で乗る四日市あすなろ鉄道とこの三岐線北勢線でしか用いられていない珍しい軌間に二つとも乗れるのがとても嬉しい。特殊狭軌、最高時速が45km/hとノンビリ走る。また三重交通4400形と列車交換、先刻西桑名を出発した編成だろう。
特殊狭軌は盛大に揺れた。阿下喜に9:22着。しかし、凄い雨だ。晴れ男伝説の終焉か。駅の周囲も見たかったが荷物を持って傘をさして撮影は出来ない。合羽を用意してくれば良かった。
このまま、桑名に戻って近鉄富田まで移動し、三岐線に乗って西藤原に来ると凄く時間がかかる。駅で客待ちのタクシーに乗って西藤原駅に移動した。約15分、2090円で西藤原駅。昔はバス路線もあった様だなのだが。
この西藤原駅がユニーク。駅舎が蒸気機関車の姿だ。
520円近鉄富田までの切符を買う。しかし、もの凄い雨。傘をさして駅横にある広場を覗く。小さな模型用の線路が敷いてあった。
三岐鉄道でかつて使われた古い車両がホームに留置されている。
10:09発の近鉄富田行が来た。元西武401系、三岐鉄道101系だ。こちらは普通の狭軌1067mm。
軌間1067mmなのでふつうにスピードがでる。45分で近鉄富田着。210円の切符を買って近鉄四日市に移動。11:04着。
実は、昨夜の「ムーンライトながら」の車中以来何も食べていなかったので餓死しそうだった。駅そばを貪る様に食べた。カレーきしめん550円、超絶美味。
青春18きっぷ旅はしばしば、乗継時間の問題がある。そもそもローカルで自販機すら無い様な駅でボンヤリ乗り継ぎ待ちをしているコトが多い。故に、しばしば、無闇に空腹を抱えて列車に揺られていたりするのである。
例えば、今日の朝5時50分の大垣、コンビニがあったが先に養老鉄道の駅に行き切符などを買っていたのでコンビニに戻る時間がなかった。阿下喜駅の周囲には開いている飲食店もコンビニも無し。西藤原駅にも無し。近鉄富田、時間が無い。ようやく近鉄四日市で12分の時間があった。しかし、四日市あすなろう鉄道の駅に移動するので実質3分で食べて舌を火傷した。(泣)
驟雨の下、四日市あすなろう鉄道の駅まで歩く。12:00発の内部行を待つ。今日二回目の762mm特殊狭軌。
12:17内部に着く。駅舎を撮影。
何やら整備車庫らしきものがあるが、雨脚が写る様な状態である。
さて帰路は日永で西日野行に乗り換える。西日野も雨。
西日野駅には学生さんがいっぱいいた。
13:09、近鉄四日市に帰ってきた。今度は未乗の近鉄湯の山線で湯の山温泉往復。
流石にいささか電池が切れてきた。湯の山温泉からは3分で折り返し。切符を買うのが精一杯。駅舎の写真を撮る時間も無かった。
14:25近鉄四日市に戻り、松坂まで標準軌らしい安定した高速でビュンビュン行く。
松坂からは青春18きっぷに戻ってキハ75「快速みえ」に乗る。こちらも120kmまでとばせる車両。
しかし、JR鳥羽駅前は人が少なく閑散と雨に打たれている。
しかし殷賑を極める(想像です)近鉄側の出口に行くにはエレベーターの無い階段を荷物を持って上がらねばならない。
アッサリ諦めて16:46発の「快速みえ」で伊勢市に移動することにした。
終端駅らしい車止めを撮影して鳥羽を離れた。
そーいう理由で、JRみえで伊勢市まで戻った17時、電池が切れました。ホテルに荷物を置いてコンビニで夕食を仕入れ、シャワーを浴びて食事をしながら記事を書いて・・・。気付いたら寝おち、エアコンで寒くて眼が覚めて慌ててベッドに入ったのが24時。
明日は未乗のJR名松線、伊賀鉄道、信楽高原鉄道に乗ります。