「じゃあ、ことしもがんばりましょう。マジで。よろしくお願い申し上げます!」

なんてことをいった覚えがある。得意先と別れて、博多駅へ戻る。

のぞみ62号。博多から出る東京行きの、最終一本手前便

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自由席はすげえええええ混んでる。

気づいたら新神戸。きょうの醜態を思い出した。

仕事を終えて15時。得意先の若い人に電話する。「繁華街とか観光向けやめて、筑紫口でやりましょうよ」と。

14時半ごろ、博多駅筑紫口前を歩く。得意先がよろこぶような店を探す。でも、ない!

酒販関係者に聞くと、筑紫口からタクシーでちょっとの店がいいらしい。でもそんな余裕ないから、結局いつもの信長。

筑紫口の信長は、毎回毎回、最高だわーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

で、飛び乗った博多発東京行きのぞみ62号。

新神戸まで爆睡したけど、新大阪で降りる人で大混雑。

東京まで行く人なんていないだろ? って思いながら車内ワゴン販売で買った缶ビールをあける。

―――この車両には、東京まで行く人はいなさそう。だけど、関西弁の愉快な会話があちこちから聞こえてくる。