ありゃ、専用軌道【私鉄に乗ろう 74】
【私鉄に乗ろう 74】とさでん交通軌道線 その6
鏡川橋停留場の長いホーム。ここから単線になります。
左に大きくカーブして鏡川を渡ります。前面ガラスに微妙に写り込んでいます。
この部分は専用軌道。両側は国道33号線。
橋を渡って右にカーブ、西に向かいます。
ありゃ、専用軌道になります。
・・・と思ったらすぐに併用軌道。旧国道、朝倉旧道をゆきます。
鏡川橋停留場から500mで鴨部停留場。と言ってもホームはありません。道幅が狭いのです。下り方面のみ道路に白線で「緑地帯」が区切られていますが、上り方面にはソレすらありません。1907年(明治40年)伊野線が鏡川橋停留場から咥内(こうない)停留場まで開通した際に開業しています。
すぐに鴨部市場前信号所があります。1954年(昭和29年)に鴨部市場前停留場として開業しましたが1972年(昭和47年)客扱いをしない信号所に変更されています。前方から上り電車が来ます。
行先表示が読めません。列車交換します。
ここから先も当然ですが、単線。
【私鉄に乗ろう 74】とさでん交通軌道線 その7 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)