カメラ位置はどこ?【私鉄に乗ろう92】一畑電車 その3

2019.08.21

大津町駅、駅舎が2003年(平成15年)に新しく改築されています。

肝心なコトを忘れていました。この大津町駅でも映画“RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語”で重要な場面が撮影されています。主人公中井貴一さんの娘役本仮屋ユイカさんが祖母の病状急変を伝えるために自転車で駆けつけた駅です。ただし登場するホームはこちらではなく、駅舎のない側のホームです。

この後、母の病変を知らされて動揺する中井貴一さんに替わって三浦貴大さんが通常使われない西側ホームからデハ二52・53を川跡駅方面に出発させるシーンがありました。正面の国道184号線跨線橋から撮影したものだと思いましたが、下から見たら架線柱がモロに視界を遮りますね。ということは、架線柱の手前にちょうど使われていない側線があるので、撮影用に櫓を組んだのでしょうか。でもこのカットをヨク観ると手前に電線などが写っていますし、カメラ位置も側線よりも本線の上です。やはり国道から撮ったのかな。

映像業界出身なので「どうやって撮ったのかな」と細部が気になってしまうのです。できればストーリーを追って1回観た後、気になるシーンは何度も観たいのです。同じ業界出の友人と映画の話をすると、だいたいが「どのカットがすごかった」とか編集点の繋ぎ方の話で盛り上がる次第です。

ひたすら北に真っ直ぐに進みます。

2.1kmで武志駅です。正面には日本海の手前に立ち塞がる山々があります。

単式ホーム、シンプルです。駅の出入口は向こう(北)側です。

駅名標。復路で撮ったので夕陽の逆光です。1914年(大正3年)開業。1930年(昭和5年)いったん廃止されましたが、翌1931年(昭和6年)すぐに復活開業。この短期的な廃止・再開業の経緯がよくわかりません。駅舎に駅の北東にある鹿島神社の広告(?)がありました。出雲大社があっても八百万の神様がいらっしゃいますのでたくさんの神社があります。

ホーム。駐輪OKです。電車内への自転車持込も310円でOKです。回数券もあります。

500m程で右(東)にカーブしながら西から来る大社線と列びます。

川跡駅が見えてきました。武志駅からは0.8km。

島式ホーム2面4線ですが、右から電鉄出雲市方面行3番線、これから乗っている松江しんじ湖温泉方面行が入線する2番線、左の島式ホームの右側が1番線出雲大社前方面ホーム、一番左は通常使われない4番線です。

手前の構内踏切で着物を落としたお婆さんの荷物を拾って中井貴一さんが電車に乗せてあげるシーンがこの駅で撮影されていました。

この駅は、一畑電車にとっても北松江線と大社線の接続駅で重要です。では、【私鉄に乗ろう92】一畑電車 その4 で川跡駅をもう少し眺めます。

(写真・記事/住田至朗)

TAGS 一畑電車


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