大沢橋梁は眺望絶佳【私鉄に乗ろう98】三陸鉄道リアス線 その34

2020.02.07

大沢橋梁から国道45号線を見上げます。2013年(平成25年)のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』のロケ地が三陸鉄道のこの周辺なので、ネット上には写真やブログが山の様に並んでいます。筆者の友人にも「聖地巡礼で三陸鉄道に乗ってきたよ」という人もいました。残念ながらそのドラマを見たことが無いので、何とも言えませんが、三陸鉄道さんにとってはありがたい話ですよね。

こちらは海側。残念ながら天気がイマイチです。晴れていたら海がすご〜くキレイなのですが。

2009年(平成21年)9月、震災前に同じ場所から撮った写真です。

今回、ほぼ同ポジ(同じポジション)で撮った写真。季節が違うのが一番大きいかもしれません。クイズの「間違い探し」みたいですが、差異は意外に少ない様です。むしろ修復された部分が目立ちます。

大沢橋梁から沢向トンネル(180m)に入ります。

すぐに前浜トンネル(74m)。向こうには堀内トンネルが見えています。

前浜トンネルと堀内トンネルの間でまた海が見えました。堀内海岸、右手前は「まついそ公園」です。

堀内トンネル(225m)。

トンネルを出ると、堀内駅。白井海岸駅からは3.1kmです。

駅の背後には山が迫っていて国道45号線と民家がぱらぱらとあるだけです。平らな陸地が少ないのです。

駅名標。何で愛称が「義経の祈り」というかと言うと、義経に縁のある鵜鳥(うのとり)神社が駅の南数キロにあるからだそうです。これは史実ではなく、義経が衣川の戦いで自害せず、秘かに大陸に渡りチンギス・ハーンとしてモンゴル帝国を創始したという義経北行伝説の一部ですね。

堀内駅は、1975年(昭和50年)国鉄久慈線の駅として開業しました。高台にあるので東日本大震災の被害は受けていません。

NHKの連続テレビ小説『あまちゃん』の主人公宅の最寄り駅「袖が浜駅」として撮影されたので撮影に使われた駅名標が残してあります。

筆者はドラマを見ていません。既に書きましたが周囲に『あまちゃん』ファンが居て、特別に鉄道好きというワケではないのに、わざわざ三陸鉄道に乗りに行ったという話を聞きました。何だか、凄いなぁ。アニメなどの「聖地巡礼」にも感心します。動機がなんであれ、赤字のローカル線に乗る人が増えることは100%良いことなのでドラマやアニメの制作者のみなさん、ロケ地に全国の困窮するローカル線をもっともっと取り上げて下さい。

では、【私鉄に乗ろう98】三陸鉄道リアス線その35 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


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