駅周辺には薩摩芋畑【私鉄に乗ろう99】ひたちなか海浜鉄道湊線 その9

2020.02.22

トップ画像は、この日勝田駅から阿字ヶ浦駅まで乗って来たキハ3710-02、2017年(平成29年)7月から株式会社小松製作所(茨城工場)のラッピング車両になっています。撮影は2019年(令和元年)4月5日です。

駅名標。駅周辺には薩摩芋畑が広がっているのでサツマイモが描かれています。1924年(大正13年)湊鉄道の終点駅として開業。1928年(昭和3年)阿字ヶ浦まで延伸開業されて途中駅になりました。駅周辺の水質が良いことで蒸気機関車時代には、機関庫、給水塔、石炭台などが設置されていました。現在の駅には全く痕跡はありませんが。

サツマイモは薩摩芋と書くくらいですから、漠然と薩摩、鹿児島県の産物だと思っていました。調べてみると、確かに鹿児島県が全生産量の4割を占めていますが、茨城県がソレに続いています。千葉県、宮崎県が続き、上位4県で生産量の8割になるそうです。

磯崎駅を出た途端に風が吹いて、ご覧の通り、凄い土埃(つちぼこり)! 周囲はサツマイモ畑なのでしょうか。サツマイモは、水はけの良い土地を好むので、土埃も乾いた土質の証しかもしれません。

風がやむと・・・。ちょっとウソみたいでしょ? この辺りは、海の傍で山など全く無いのに北関東の「空っ風」が吹いている様な眺めでした。

住宅があります。というか右のお宅の植木、刈り込みがいささかシュールじゃありません?

ここも風が吹くと凄い土埃が舞い上がっていました。この瞬間は大丈夫でした。

第一種踏切が4つ続きます。周囲は住宅が増えてきました。

4つ目の踏切の先は終点の阿字ヶ浦駅です。

磯崎駅から1.0km。勝田駅から27分かかって13:07着です。折返し勝田行は13:19発なので阿字ヶ浦駅での「駅ぶら」時間は12分あります。あまり余裕はありません。

かつて乗り入れていた旧国鉄・JR時代の列車に対応した長いホームは7両分あります。右には水色の駅舎。

手前の使われていないホームに駅名標があります。現用ホームは、3両分です。2010年(平成22年)に改修された中央部分です。前後に柵があって嵩上げされています。

ひたちなか海浜鉄道の国営ひたち海浜公園方面に延伸する「湊線延伸基本計画」はこの阿字ヶ浦駅が起点になります。進み始めている延伸計画も含めて、次回は阿字ヶ浦駅を眺めてみます。

【私鉄に乗ろう99】ひたちなか海浜鉄道湊線 その10 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


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