不安なことがあったらマクドナルド店舗に駆け込んで! 円広志と子どもたちが大阪市立城北小学校で防犯安全教室
「えーっどうしたの? なにがあったん?」
「変な人が声をかけてきたのーっ」
「危ないなそれは! よっしゃ、警察に電話しよ!」
円広志がマクドナルドの店長になって、不安そうな子どもたちに声をかけてる。
これ、大阪市立城北小学校で5月22日に行われた「防犯安全教室」のワンシーン。大阪府警察と日本マクドナルドが共催したプログラム。
この防犯安全教室は、子どもたちが登下校中などに遭遇する事故や付きまといなどの危険から、自分で自分の身を守るという意識を高めることを目的としている教室。
「大人が近くから遠くから子どもたちをよく見てあげないと」
マクドナルド店長の格好で登場した円広志は、知らない人から声をかけられた子どもが店舗に駆け込んできたという設定で、子どもたちと即興シミュレーション。
間に大阪ノリのボケをはさみながら、円広志はこう子どもたちとこんなシミュレーションを展開した。
「えーっどうしたの?」(円広志)
「知らない人が……」(子どもたち)
「フィッシュバーガー食べたいの?」(円広志)
「知らない人がゲーム買ってあげるって」(子どもたち)
「えーええ人やないか!」(円広志)
「違う違う、クルマに乗りなって」(子どもたち)
「危ないなそれは! よっしゃ警察に電話しよ」(円広志)
子どもたちは大声で笑いながらも、訓練に集中する姿が印象的だった。
―――日本マクドナルドは、地域の子どもたちを守るため、子どもが危険な場面に遭遇したり、困ったことが起きたときに駆け込んで助けを求めることができる「こども110番の家」活動を実施中。
現在、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、北海道、沖縄県の約1200店舗で、「こども110番の家 マクドナルド共通ステッカー」を掲出。今後も掲出店舗を増やしていくという。
また日本マクドナルドは、2019年4月に小学校に入学した47都道府県の新1年生を対象に、計84万5000個の「安全笛」を配布。これは、全国の新1年生人数の約81%に相当する個数で、新年度がスタートした4月から5月にかけて、子どもたちが犯罪や交通事故から「自分の身を守ること」の大切さや方法を学べるプログラムを、こうした安全笛とともに展開していく。
「子どもたちも自分で身を護ることも大事だし、こうして地域の人がいっしょになって子どもたちを守るというのも大事ですよね」(円広志)
同社は今後も、各地の警察本部や教育機関と連携しながら、子どもたちを対象とした防犯・安全について学ぶこうした教室を実施していくという。