テスラが1日1万円台でシェアできる時代__エニカ利用者が語る、意外な出会いと先駆者利益

2018.10.05

わずか2.7秒で時速100kmへと達する高性能EV、テスラ「Model S」、圧倒的加速感はそのままに、SUVへと昇華した「Model X」、航続距離220マイルを誇る「Model 3」―――。

世界中のクルマ好きが注目するテスラのプロダクトを、シェアする時代がニッポンにやってきた。

そのオーナーはどんな人物か、利用する人(エニカでは「ドライバー」と呼ぶ)はどんな想いか。

個人間カーシェアサービス Anyca(エニカ https://anyca.net/)を展開するDeNAは、9月に「テスラカーシェアParty」を開催。

会場はなんと、テスラ青山。テスラ社の協力を得て、エニカ×テスラ×ドライバー×オーナーの“4者パーリー”が実現した。

「シェアするテスラ」を語らい、夜の青山を試乗

テスラ「Model S」を所有し、24時間3万5000円(休日3万8000円)でシェアしている60代男性のリアルは、鈴木GO太郎がレポートする「シェア料金35,000円!高級車を守りつつAnycaでシェアするオトコの考えつくされた戦略」をみてもらうことにして、こちらではエニカでテスラに乗る人たちのパーティーのようすを。

まず、テスラ好きとあってパーティーは男性が多い。彼らはまず、電車できた人はビールを、クルマでおとずれた人はスパークリングウォーターで乾杯という具合。

ボトルを片手に、テスラ愛や購入プロセス、“勝手にインプレッション”うんぬんを、年齢も、シェアする側、利用する側も関係なく語り合う。

さらには、テスラ社という力強い協力を得たパーティーだからこそのプログラムも。なんと、最新のモデルの後席に乗って夜の青山を試乗できるという時間もある。

最高峰EVを1日1万円台でシェアする時代

最近、エニカ利用者のなかで恒例化しつつある、利用者同士のイベント。「こうしたパーティーでも、やっぱり高級外車が人気。エニカの人気車種ランキングにBMWやメルセデス、高級スポーツカーなどがつねに上位にいる」と話すのは、DeNAエニカ担当者。

「3万5000円に設定するテスラオーナーもいるけど、だいたい1万円から1万5000円ぐらいでテスラが24時間乗れる状況。電気自動車ってことでガソリン代がかからないから、一般的なレンタカーと同額かそれよりも安く、EVの最新モデルに乗れちゃうところがエニカらしい。しかもテスラという、普通に乗れない高級EVに」

「それから、テスラを利用してみた人のなかには、エニカで試乗してみて購入を決めた人もいる。テスラには紹介制度があり、紹介からの購入に対して、特典がつく。だから、メーカーのテスラから、オーナー、ドライバー、エニカの4者ともWin-Winの関係」

先行者メリットを体感できるのもエニカならでは

1日3万5000円でシェアする60台男性は、エニカで感じたファーストムーバーズアドバンテージ(先行者メリット、先発優位、先駆者利益)について、こう話していた。

「大阪で1台登録されてて、僕は東京で最初にシェアした“都内第1号車”。だから、値付けとかぜんぶ自分で決められる。すべてがブルーオーシャン。EVという環境的にも、値付け的にもね」

「シェアしてくれる人のほとんどが、外資系のトップ。しかもエニカを通じて出会った人の半分ぐらいが知人。ビジネスチャンスもエニカを介して生まれることも多い。IT系企業の幹部やトップが、高い値段なのに、僕を選んでくれる。そうしたネットワークづくりにもエニカがきっかけになってくれる」

「しかもね、3人に紹介して、3人ともテスラを買った。お互いにメリットがある。もはやビジネススキームのなかにエニカが入り込んでる感じ」
 
 
―――個人間カーシェアだからこその出会いとメリット、ここにありといった感じ。エニカ担当者は、「月額10万円前後のシェア料金をコンスタントに得る人もいる。23区内で一度以上シェアした人のうち、月額収入は全車種平均で2万5000円だから、この収入額は大きい」とも話していた。

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