「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」 2020年4月18日(土)運転開始 運転時刻や食事内容も公開――JR四国
JR四国の新たな観光列車「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」の運転日は2020年4月18日(土)となりました。
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「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」は「伊予灘ものがたり」「四国まんなか千年ものがたり」に続く3本目のものがたり列車です。お昼時の「立志の抄」と夕刻の「開花の抄」で高知駅~窪川駅間を往復。しばらくは土日祝日のみですが、2020年7月以降は金曜日も運転します。
「立志の抄」は高知駅を12:04頃に出発し、14:04頃土佐久礼駅着、14:40頃に窪川駅着。「開花の抄」は15:10頃に窪川駅を発車し、15:46頃土佐久礼駅着、17:56頃高知駅着。
どちらの列車も仁淀川橋梁など景観の良い地点では速度を落として運転します。太平洋が望める安和駅では列車を止め、写真撮影などを楽しめるとのこと。
気になる料金は……?
「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」は全車グリーン車指定席の特急列車ですので、乗車の際は乗車券のほかに特急券とグリーン券が必要です。高知~土佐久礼までは大人運賃1,110円、特急料金1,200円、グリーン料金1,300円の計3,610円。高知~窪川は運賃1,470円、特急料金&グリーン料金は同額で3,970円です。運賃と特急料金は子供半額になります。
お食事は「立志の抄」「開花の抄」いずれも事前予約制で5,000円(税込)。これまでのものがたり列車同様に「みどりの窓口」や旅行会社で「食事予約券」を事前購入しておく必要があります。
座席数・車内設備
座席数は1号車「KUROFUNE」が28席、2号車「SORAFUNE」が19席の合計47席。1号車はBOX席が16席、1名から利用可能な「高知家の団らんシート」が12席。2号車は2名での利用を想定した90度向かい合わせ席が10席、1名からでも利用しやすいカウンター席が9席。
車内設備として多目的トイレ(2号車1基)、女性専用トイレ(2号車1基)を完備。車いす席は2号車に1席、JR四国の無料公衆無線LANサービス完備、各座席にコンセントを設置しています。
「伊予灘ものがたり」「四国まんなか千年ものがたり」ともに非常に満足度の高い観光列車として知られていますが、「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」がこれに続くことが出来るか、要注目ですね。
鉄道チャンネル編集部