出雲市発、米子行き普通列車 キハ40系 が、踏切内で停止している自動車を発見し非常ブレーキ。急制動を入れるもおよばずそのクルマと衝突しけが人が発生―――そんな事故想定で対応訓練が行われた。

同訓練は10月31日、JR西日本 米子支社 実設訓練センターで実施。想定したプログラムは、(1)列車が踏切内に停止している自動車と衝突、(2)列車内に重軽傷の乗客、自動車の運転手は呼びかけるも意識なし、(3)列車内のお客様を消防署およびJR社員が連携し救助活動、(4)自動車はタンクから漏れた燃料に引火し火災発生、消防により消火活動、以後自動車を一部解体し運転手を救出……という流れで行われた。

JR西日本は、大きな事故・災害などが発生した場合でも、社員一人ひとりが利用者救護を自ら考え、人命を最優先の考動を実践し、迅速かつ的確な対応にあたれるよう、管内の各エリアで、定期的に「事故対応訓練」を実施中。

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今回の米子エリア対応訓練では、踏切道に停止しているハイブリット車と列車が衝突したときを想定し、関係機関と連携しながら利用者の救護・避難誘導訓練を実施した。

鉄道チャンネル編集部