高槻駅1番線
高槻駅は駅改良工事で単式ホームが増設されたが、全国で初めてとなる昇降式ロープ柵が実用化されている。写真は1番線、6番線にも設置されている。

このホームには琵琶湖線、京都線、神戸線とドア数の異なる車両が停車する。この昇降式ロープ柵はドア数、ドア位置の異なる車両に対応できる。

しかも設置費用も通常のスライド式ホームドアに比べて安いとされている。

ADVERTISEMENT

列車が入線するとロープが音も無く上昇する。
列車入線

この高さでロープ柵は止まり列車のドアが開いて乗降客が通過。
乗降客

実際に眼にして、心理的な障壁として転落事故予防効果はあると思うが、物理的な抑止力(下部分の隙間が大きく簡単にすりぬけることが可能に見える、またロープ自体はそれ程太いものではない)はどうなのだろう、ということを感じた。

とは言え、高槻駅で実用化される前に桜島駅、六甲道駅での試行の結果、実用化されたというものなので、JR西日本としても効果に自信を持っているのだろう。コストもかからず効果があるのならドア数やドア位置の異なる車両の多い路線にとっては良いことずくめだ。