自動車リサイクル促進センター(JARC)は、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)が発行するサステナビリティボンドへ投資。

サステナビリティボンドとは、調達された資金が環境改善や社会課題を解決する事業にあてられる債券。同債券は、低炭素経済にむけた大規模投資を促進する国際NGO、CBI(Climate Bonds Initiative)からの認証を取得している。

鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)が発行するCBI認証付きサステナビリティボンドで調達された資金は、CO2排出量が少ない鉄道の建設、船舶の海洋汚染防止などの環境負荷を低減する事業や、多くの人が利用できる鉄道の建設、離島航路の整備などの必要不可欠な交通インフラの整備事業に活かされる。

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自動車リサイクル促進センター(JARC)は、日本国内の循環型社会の実現に関する各種事業を行い、全国の自動車ユーザーからのリサイクル料金 9400億円(2020年3月末時点)の管理・運用を行っている日本最大級の公益法人。

自動車ユーザーから預ったリサイクル料金は、自動車が使用済みになるまでの間、安全かつ確実な方法で管理・運用を行い、その運用対象資産は「国債」「政府保証債」「地方債」「財投機関債」としている。

また、資金管理・運用を通じて、SDGsに関する持続可能な社会の実現にむけ、さらに社会貢献を推進すべく、2018年度から環境課題や社会課題の解決に資する債券へ投資してきた。

この投資方針は、2020年度の運用計画でも推進。本年度実施するESG投資の一環として、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が発行するサステナビリティボンドへ投資を実施したかたち。