東京に残る唯一の都電で、三ノ輪橋~早稲田 12.2km を30停留場で結ぶ、都電荒川線(東京さくらトラム)。

その電車の運転席と乗降客動線の間にビニールカーテンがついた。

新型コロナウイルス感染症拡大防止にむけ、「鉄軌道事業における新型コロナウイルス感染症対策に関するガイドライン」にそった取り組みのひとつ。

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天井付近にカーブしたカーテンレールを設置し、結束バンドでビニールカーテンを吊り下げる仕組みか。

都電荒川線では、こうしたビニールカーテンのほかに、車両のつり革・手すり等の定期的な消毒、車両の窓開けや空調装置による車内換気、駅長事務室等にアルコール消毒液設置、乗客への感染予防に関する協力呼びかけ放送、職員の感染防止対策としてマスクの着用や手洗い・うがいの励行等を実施している。