菜の花の黄色と海空の青、2トーンの帯をまく房総209系から、E131系へ。

幅が150ミリ増、4両(2M2T)6両(4M2T)編成から2両(1M1T)編成へ、開放型誘導電動機から全閉型誘導電動機へ、スクリュー式コンプレッサがスクロール式へ、LEDから液晶ディスプレイへ、戸閉装置はラックアンドピニオン方式へ……。

と、進化をとげるE131系の初期ロット4両が、総合車両製作所新津事業所(新潟県)から幕張車両センターへと送られた。

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↑↑↑ Twitter などによると、けん引機はEF64形電気機関車1030号。JR東日本 長岡車両センターの双頭連結器(密着連結器・自動連結器 互換)をもつかまがE131系を幕張まで運んだみたい。

E131系は2両基本の編成を12本、計24両つくる。内房線 木更津~安房鴨川、外房線 上総一ノ宮~安房鴨川、鹿島線 佐原~鹿島神宮の3路線で2021年春から営業運転に入れるという。

その最大のエポックは、ワンマン運転を前提につくってること―――。

幕張車両センターにいる房総209系は、4両編成42本、6両編成26本の合計324両。仮にこの324両が来春も通常どおりにいるとして、新型E131系の割合は7%ほど。

そうすると、前出のE131系の担当区間として公表されている内房線 木更津~安房鴨川、外房線 上総一ノ宮~安房鴨川、鹿島線 佐原~鹿島神宮でも、209系と混在して走るとも想う。

JR東日本は、E131系について9~15時の昼間時間帯に走らせると伝えている。

E131系が昼間運用だけを担うとなると、千葉~安房鴨川を直通していた209系日中列車は、上総一ノ宮どまりに変更し、上総一ノ宮~安房鴨川はE131系と接続するといった、分割運用を図るかもしれない。

また、ほぼワンマン運用とした場合、車掌などの調整都合で、担当区間以外の幕張車両センターへの出入りは回送扱いになるか。

そして、209系との併結運用はあるか……ないか。

気になるのがもうひとつ。J-TREC製ってことで、おそらく筐体プラットフォームは sustina か。

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