いまも残る帝都高速度交通営団マンホールと大正期の橋脚【動画】

2021.02.01

東京都千代田区神田須田町。靖国通り(都道302号)と中山道(中央通り・国道17号)が交わる須田町交差点の東、中央線 小柳橋架道橋(小柳橋ガード)の下に、「帝都高速度交通営団」と刻まれたマンホールがある。

営団地下鉄の“S”マークのまわりに、帝都高速度交通営団とぐるっと囲むように刻まれている。

帝都は、大日本帝国の首都 東京。高速度は、当時の路面電車に対する都市鉄道という位置づけ。高速の「高」は“はしごだか”。交通営団は国の運営による公共交通であることを示している。

営団地下鉄の“S”マークは、営団地下鉄がめざす Safety(安全)、Security(正確)、Speed(迅速)、Service(サービス)の4Sが込められている。ちなみに営団地下鉄を引き継いだ東京地下鉄株式会社(東京メトロ)のシンボルマークはメトロの“M”。

この靖国通りの上を行く中央線 小柳橋架道橋から、新宿方面へは第2小柳町橋架道橋が続く。

この第2小柳町橋架道橋の煉瓦(レンガ)造は、この先の旧万世橋駅(神田~御茶ノ水)などの甲武鉄道時代の高架橋と異なり、骨格はコンクリート造。

大正期につくった東京~万世橋の高架橋は、旧万世橋付近のレンガ造とあわせるように、外側にレンガを貼り付けたらしい。

また旧万世橋は現在、駅の遺構を残しながら、開業当時の姿をほぼとどめた 1912階段 や、旧万世橋駅時代のプラットホームにデッキを設けた 2013プラットホーム には、フリースペースやカフェがあり、中央線の電車をみながらひとやすみできる。

次は、この旧万世橋に残る営団地下鉄の名残を歩いてみつけてみる。


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