数を減らす209系、常磐線やりんかい線の面影がある2本

2021.02.12

JR東日本新津車両製作所や東急車輛製造(現 総合車両製作所)、川崎重工業などで、1993年から量産が始まった形式、209系。

重量半分・価格半分・寿命半分をめざした209系の中には、すでに廃車された車両もある。

209系グループのなかでも、車両断面で側面にカーブをもつ幅広車体(ワイド)の500番台(京葉車両センター)などは、武蔵野線や京葉線で活躍中。3500番台(川越車両センター)は八高線や川越線で走ってる。

いっぽうで廃車がすすみ数を減らしているのが、車両断面 側面が垂直(ストレート)の0番台と同様のスタイルのグループ。

そんな0番台と同じ断面のグループが、幕張車両センターや豊田車両センター、川越車両センターにいる。

幕張車両センターの209系2000・2100番台は、京浜東北線209系0番台などを房総むけに改造したグループで、現在も総武線・内房線・外房線などで走っている。

この房総209系も、新型車両E131系の登場で、その数を減らす見込み。

また、中央線にも209系が2本走ってる。豊田車両センターの209系1000番台 81・82編成は、かつて常磐線で活躍していた松戸車両センターのくるま。

中央線はいま、E233系にグリーン車2両を組み込む準備で、既存車両にトイレを設置するなどの更新工事が行われている。その工場入場などで不足する編成を補うかたちで、松戸の209系が帯を緑からオレンジにかえて豊田に移籍した。

さらに変わった経緯をもつ209系もいる。川越車両センターの209系3100番台は、東京臨海高速鉄道りんかい線70-000形の顔をもつくるま。

もともとりんかい線70-000形は、209系にならってつくられた形式。当初は4両編成と6両編成が存在し、すべてを10両編成化するときに余った車両などをJR東日本に売却。このとき生まれたのが、川越車両センター209系3100番台71・72編成。

新型車両配備やグリーン車準がすすむなか、0番台と同じ断面の209系グループ 1000番台 81・82編成と3100番台71・72編成は、異彩を放つ存在。房総の209系2000・2100番台も、今後が気になる。

◆車両のワイドとストレート、座ってわかる違い
https://tetsudo-ch.com/23409.html


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