JR西日本は、沿線自治体をはじめとした地域と協働し、2021年春より「おためし地方暮らし」プロジェクトを始める。

西日本エリアの活性化にむけた取り組みのひとつで、JR西日本が鉄道を割引し、沿線自治体が住まいに対する支援を実施。仕事はそのままで「地方移住のおためし」を支援する。

新型コロナウイルスの影響で、多くの企業でリモートワーク・テレワークが推進されるなか、多様な働き方が生まれつつある。好きな場所で自由に働くことや、ひとつの地域に留まらず、複数の拠点を持つ暮らし方など、新たなライフスタイルが注目されている。

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こうしたトレンドのなか、「おためし地方暮らし」プロジェクトは、地方居住への関心の高まりに着目し、「テレワークと出社を組み合わせつつ、京都・大阪・神戸市内の職場に勤める人」を含む家族を対象に、「都市部の仕事を持ちながら地方居住」という新しいライフスタイルを提案。

地方居住に興味を持ちながらも、不安・悩みを抱える家族を対象に、「住まい+鉄道補助」を軸とした「おためし地方暮らし」を支援する。

この「おためし地方暮らし」支援を通じ、新たな通勤圏・ライフスタイルの体感に加え、地域の人たちとの交流をとおして「地方で生活する」イメージをつかむきっかけをつくっていく。

実施エリア第1 弾は、兵庫県丹波篠山市、京都府南丹市など。実施期間は2021年6月ごろから2022年3月末までを予定。施策の詳細は2021年3月末にあらためて公表する。

「魅力的なひと・文化・地域資源が散りばめられた西日本ならではの、都会と地方、良いところ取りの新たなライフスタイルの提案「ローカルに暮らし、ときどき出社」にご期待ください」(JR西日本)