2021年秋に全線で運転再開 叡電が鞍馬線不通区間の復旧見通しを発表

2021.03.17

現在の運行ルート

叡山電鉄(叡電)は、2020年7月の集中豪雨で現在も区間運休が続く鞍馬線市原―鞍馬間について、「2021年秋までを目途に運転を再開する見通しになった」と発表した。

2020年7月7日夜間から翌8日未明に掛けての局地的集中豪雨では、京都市左京区の貴船口駅南側約200m地点で線路脇西側の斜面が崩れ、およそ60m区間で線路が土砂に埋まった。叡電は、発災直後に土砂や倒木で線路が埋まった現場写真を公開、「全線運転再開までには相当の期間を要する」の見通し公表していた。

土砂崩れ発生直後の現場写真

同社は、現場付近の治山事業に当たる京都府と鉄道復旧の工程について検討を進めていたが、このほど協議がまとまり、今秋の運転再開を目指すスケジュールが固まった。

京阪グループの叡電は、起点の出町柳で京阪線と接続。出町柳―八瀬比叡山口間5.6kmの叡山本線と宝ヶ池―鞍馬間8.8kmの鞍馬線を運行する。

鉄道・コミックファン向けには、コミック誌に連載中の漫画「ゆるゆり」とのコラボで、ラッピング車両を走らせている。昨夏からの鞍馬線一部運休では、運行区間終点の市原で京都バスに乗り継ぎ、鞍馬方面に向かうルートを推奨している。

文:上里夏生
(画像:叡電)


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