スモールツーリズムで房総半島を鉄道で一周 JR東日本の新鋭・E131系電車で内房線江見駅へ【コラム】

2021.06.06

農産物の集・出荷ステーションがオープン

江見駅前広場に開設された「JRE農業ステーション江見駅」。集荷は毎週月、金曜日で、訪問日はお休みでした。

最後は、江見に戻ってもう一題。江見駅前に2021年4月27日、農産物の集・出荷機能を受け持つ「JRE農業ステーション」がオープンしました。JR東日本と農業総合研究所(農総研)の協業で、和歌山市に本社を置く農総研は、農家の生産品をスーパーなどを介さず直接消費者に届けることを目的に設立された、流通分野のスタートアップ(ベンチャー)企業です。両社は2020年10月、JR東日本が農総研の第三者割当増資を引き受ける形で、資本提携しています。

江見駅の農業ステーションでは、農総研が持つネットワークを生かして大玉トマトや豆類、葉野菜などを集荷します。消費地となる東京方面には、トラックのほか一部、旅客列車で商品を運ぶ〝電車モーダルシフト〟も考えられているようです。鉄道輸送の場合、東京駅に到着後はエキナカ店舗やレストランで販売・消費するほか、駅での受け取りを含め、鮮度の高い野菜類を直接消費者に届けます。JR東日本は引き続き2021年度内に、水郡線上菅谷、中央線辰野の両駅にも、同じ目的のJRE農業ステーション開設を予定します。

文/写真:上里夏生


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