年間収穫量170万トン超、じゃがいも栽培でダントツ国内トップの北海道。

JR貨物は、この北海道産じゃがいも(馬鈴薯:ばれいしょ)の収穫期にあわせ、帯広貨物駅(北海道)から熊谷貨物ターミナル(埼玉県)へむけて、馬鈴薯輸送専用列車を9月12日~10月2日に走らせる。

ことしの馬鈴薯輸送専用列車は、コンテナ車20両、12フィートコンテナ100個を積んで走り、輸送コンテナ個数2000個に。画像はコンテナ列車のイメージ(鉄道チャンネル)。

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列車番号は9078~8054~9085。

臨時高速貨物8054レは、札幌貨物ターミナル1142発、青森信号場(2258-2355)、盛岡貨物ターミナル(241-309)、仙台貨物ターミナル(525)、郡山貨物ターミナル(724-731)、大宮操車場(1034)……と走り、隅田川駅に1113に到着するすじ。

JR貨物は2020年度も9月12~10月1日の20日間で馬鈴薯輸送専用列車を走らせ、2000個(片道)の輸送実績がある。またJR貨物はこの馬鈴薯輸送専用列車以外の定期列車でも馬鈴薯輸送は行っている。

JR貨物は、北海道地区で生産される多くの農産品を全国各地に輸送し、北海道外に出荷されるもののうち、馬鈴薯は37%、玉葱(たまねぎ)は64%を同社で輸送している。

毎年同社では、秋冬期の輸送力増強施策として北海道地区における農産品の収穫期にあわせ、本州にむけて専用列車による馬鈴薯輸送を行っている。

◆中央線や山陽線で貨物列車運転中止、大雨の影響で宅配便にも遅延(鉄道チャンネル)
https://tetsudo-ch.com/11704330.html