V2からV9まで、8本が博多総合車両所に在籍する山陽新幹線500系V編成。

そのなかのV7編成が全般検査を通過し博多総合車両所を出場した。画像は同系の500系イメージ。

クルマの車検に相当する、鉄道車両の全般検査は、パンタグラフ、台車、車輪など車両の主要部分を取り外して総合的に調べる最も大がかりな検査。

ADVERTISEMENT

新幹線車両は3年ごと、走行120万kmごとなどのタイミングで全般検査に入る。V7編成はこの全般検査を通過したことから、まだ山陽新幹線で活躍する見込み。

全般検査では、搭載機器類の検査と修繕を経ると、再塗装も行われ、新車にちかいコンディションで出場。全般検査を経たくるまは次の120万kmにむけて再びトラックを駆けていく。

新幹線車両はこの全般検査のほか、2日に一度の仕業検査、走行3万kmごとまたは30日以内に行う交番検査などもある。

<鉄道チャンネル 関連記事>

◆951形山陽新幹線用試験電車もテストした模擬試験装置が日本機械学会機械遺産に(鉄道チャンネル)
https://tetsudo-ch.com/11690124.html

◆7月16日 金曜 東京9時発 のぞみ213号 N700S J13編成、自由席の混雑具合(鉄道チャンネル)
https://tetsudo-ch.com/11620142.html

◆10連休2日目に出張、のぞみ39号自由席の奇跡とナポリタン【実況】(鉄道チャンネル)
https://tetsudo-ch.com/6929826.html