北陸新幹線延伸で変わる福井の地方鉄道 福鉄とえち鉄が相互直通で利用促進 交通まちづくりも進む【取材ノートから No7】

2021.09.05

福井駅を中心とする鉄軌道の路線ネットワーク。赤の両矢印は福鉄とえち鉄の相直ルートを表します(資料:福井市)

2024年春に予定される北陸新幹線の福井・敦賀延伸開業に向け、交通まちづくりが進むのが福井県の県庁所在地、人口26万人の福井市です。福井市には北陸線と九頭竜線(越美北線)のJR在来線に加え、地方私鉄の福井鉄道(福鉄)と、えちぜん鉄道(えち鉄)の鉄軌道4線が走りますが、ユニークなのは2016年に始まった福鉄とえち鉄の相互直通運転。

福鉄は軌道(路面電車)、えち鉄は一般鉄道で、両社によると「異なる事業者による鉄道と路面電車の相直は全国初めて」とか。私が福鉄とえち鉄に初乗車したのは2016年11月、「人と環境にやさしい交通をめざす全国大会in福井」の取材で福井市を訪れた際です。当時の取材ノートから、相直にいたる経緯をたどりつつ、5年を経過しての近況、さらに関係する話題を集めました。

次ページ2年半のブランクを挟んで復活したえち鉄


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