「じゃあ、ぼくたちはここで。乗り換えるんで失礼します」

「そうか。おつかれさまでした。また次回もよろしくお願いします」

そんないつもどおりのあいさつを交わして、大曽根駅で別れる。

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自由席派のこちらは、帰りの新幹線の時間など気にせず、あまりなにも考えず、名鉄瀬戸線で終点の栄町で乗り換え、栄から名古屋市営地下鉄 東山線で西へ。

栄でも伏見でも名古屋でも降りず、もうひとつ先の駅へ……。そこは↓↓↓

亀島、地元の人も行列をつくる名古屋めし老舗へ!

これこそ、自分たちの名古屋仕事シメ!

ここは亀島駅から徒歩5分、名古屋駅から徒歩10分ほどの、老舗 八幡屋。

すぐ北側にノリタケの森があるエリアで、観光客や出張客よりも、地元の人たちが人混みを避けてゆっくり歩いている……そんな街。

ここに夕方になると、熱々の味噌おでんや名古屋串カツを出す湯気・油煙がたちのぼる。その熱気に吸い込まれるように、この店に人が次々と入っていき、行列ができる……。

―――これが、自分たちの「新幹線に乗る前の至福の1時間半」。

「ごちそうさまでした」と店を出て、金券ショップで新幹線チケットを買って、自由席へ。

この店、地元の人はテイクアウトで味噌おでんとかを買っていき、自宅の食卓に並べる感じだけど、新幹線に持ち込んで缶ビールとやったらどうなるだろう……いや、やめとこ。やめとこ。

名古屋・豊橋の話題いろいろ↓↓↓

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