こんな景色が広がるカフェがあるなら、路線本数が少なくても途中下車して立ち寄りたいでしょ!

ここは島根県雲南市木次町。島根県松江市の宍道駅を起点に、広島県庄原市の備後落合駅まで、急カーブと急勾配が続く中国地方随一の山岳ローカル線、木次線の線路脇にある「倉田カフェ」。

そのロケーションは、木次線 日登駅から線路沿いを木次駅にむけて歩いて6分。苗手下踏切前。

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カフェ店内から踏切の音が聞こえると、Twitter動画↑↑↑のように、コトンコトンと走るキハ120や奥出雲おろち号の姿が……めっちゃ最高。

しかも列車ダイヤをほぼ把握している店主は、踏切が鳴ったら「あと3分は来ませんよ」などと笑いながら教えてくれる。これもうれしい。

そしてこの倉田カフェ、使ってる食材・素材も島根づくし!

コーヒー豆は島根県出雲市湖陵町 神西湖畔のエル珈琲を、野菜は島根県雲南市木次町湯村の槻之屋ヒーリングから新鮮なとれたて野菜を、卵も島根県産の産みたて新鮮なたまごを、お醤油も奥出雲井上醤油店の国産丸大豆醤油を……と、ここで島根の味が思いっきり味わえる。

木次線沿線のあちこちにある「奥出雲おろち号 探し」も楽しい!

そしてこの倉田カフェを出ると、目の前を流れる久野川に架かる日登橋のらんかんには、奥出雲おろち号が刻まれていたり……。

こうした奥出雲おろち号のイラストや彫刻などが、沿線のあちこちにあるから、気持ちいい空気を吸いながら、ゆっくり「奥出雲おろち号 探し」も楽しい。

ちなみに、ここ倉田カフェから木次線の線路沿い(広瀬木次往還)を木次駅にむけてさらに10分ほど歩くと、線路沿いにあるパン屋さん「薪窯パンアルメ」もある。

ここも線路脇の古民家パン屋さんで、列車の足音を聞きながら、ゆっくりカフェ時間を過ごせる。

―――やっぱり木次線は乗り通しちゃもったいない! 途中下車して、自分だけの“木次線時間”を、過ごしてみて♪

◆島根の時間 まとめ
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