嶺や山辺に寺建てて遍く人を救うものか【駅ぶら05】京成電鉄 本線170
※2022年6月撮影
トップ画像は、京成酒々井駅の【駅ぶら】、県道を西側に抜けて京成線が見えた所で下り電車が来ました。どうやら「回送」なので宗吾車両基地に向かっているのかな。
周囲はすっかり緑の田圃が拡がっています。
※2022年6月撮影
大佐倉駅からの前面展望で見た2つ目の公道踏切です。今度の下り電車は「特急成田空港行」です。
※2022年6月撮影
酒々井観光ナビという立札がたっています。「新堀の双体道祖神」「新堀石仏」と表示されています。
※2022年6月撮影
左の石碑、文字が読めませんでした。右は「月」の字が分かるので「月待塔」と思われます。
※2022年6月撮影
覆堂が3つ列んでいます。真ん中の鳥居が「新堀の双体道祖神」です。
※2022年6月撮影
施錠はされていませんでしたが勝手に開けて良いモノか分からないので格子越しに双体の道祖神。赤布に包まれているのであまりよくわかりません。酒々井観光ナビによれば「宝暦八年(1758)小別当氏により像立。」です。
※2022年6月撮影
左の大きな覆堂の中には左から「子安講中」、中央も子安観音の様ですが月待講かもしれません。右は「庚申塔」元治元年の文字があるので1865年頃、幕末のものです。手前にはお地蔵様。
※2022年6月撮影
右の覆堂の中には石仏。入口上の板に「たてよこに みねややまべに てらたてて あまねくひとを すくうものか」と掲示されていました。「縦横に嶺や山辺に寺建てて遍く人を救うものか」ということでしょうか?
※2022年6月撮影
踏切を渡ります。
※2022年6月撮影
踏切から道祖神をふり返ります。京成線の車窓からも見えます。
※2022年6月撮影
京成線の北側を進みます。正面は大佐倉駅方面になります。
※2022年6月撮影
次回に続きます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京成電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。