膜屋根を採用、自然光を採り入れた明るい駅

1階コンコース。JR東日本は山手線の高輪ゲートウェイ駅や東京駅八重洲口のグランフールなどでも膜屋根を採用しており、幕張豊砂駅でも同じ素材を使用しています。壁面には千葉産の杉を使用。

新駅のメインコンセプトは『ゆったりとした時間が流れる新しい駅』――天井には膜屋根を採用し、太陽光を採り入れることでコンコースを明るく開放的な空間にしています。日中は照明を落として太陽光のみとする日中モード、夜は照明を使う夜間モードにそれぞれ切り替わるようになっています。

コンコースの壁面には千葉県産の杉を使用。また、かつてオリンピックの選手村で使用された建材を加工したベンチがホームやコンコースに設置されています。

選手村で使用された建材を再利用したベンチ

上り/下りでホームが分かれる珍しい構造、目の前に広がる京葉車両センター、広々とした明るい構内など、幕張豊砂駅は居心地の良い個性的な駅になりそうです。今年のダイヤ改正は相鉄・東急直通線や大阪のうめきた地下ホーム開業など様々な話題がありますが、幕張豊砂駅も見どころたっぷりで、ぜひ開業後に訪れてみてください。

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記事:一橋正浩

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