◆車輪転がし体験
子供用に車輪を転がす体験ブースには、多くの子供連れが行列を作っていました

大きな車輪を「よっこらしょっ」と手で押して転がします

◆非常通報装置取扱い体験
身近な踏切にある非常通報装置は、子供達でも体験することが可能です。

小さな子供達もたくさん参加していました

◆パンタグラフ操作体験
電車に電源を供給するための装置パンタグラフを操れる貴重な体験です。

パンタグラフを操れます

◆鉄道各社の販売ブース
西武鉄道だけではなく、小田急、京急といった首都圏大手鉄道各社や、秩父鉄道、わたらせ渓谷鐵道といった地方鉄道まで、数多くの鉄道会社がブースを出展していました。イベントで各社のコラボが見られるのはうれしいですね。

色々な鉄道会社のグッズが一同に集まっていて大変便利でした

◆鉄道部品販売
鉄道ファンの人たちにとっては大変貴重な部品などを、抽選で当選した人向けに販売しています。

鉄道部品販売は事前の抽選での当選した方のみが入場可能

◆グルメ屋台
色々な屋台が集まっていたため、好きなものを味わえます。複数店でグルメツアーを楽しむ人たちの姿も見られました。

◆他の展示
紹介しきれませんでしたが他にも色々な展示などが行われていました。

子供ミニ列車の運行や、行先表示板の展示などもありました

イベントを楽しむ、多くの親子連れ・ファミリー層の姿が!

今回のイベントは、鉄道が好きという鉄道ファンだけでは無く、社会科見学といった感じで色々なものを見て回る小さなお子さんを連れているファミリー層や、シニア層を連れた方々の姿を多く見かけ、それぞれが自分たちのペースで楽しんでいました。地元住民用の優先入場枠を設けているという事や、列車ツアーの実施なども理由の一つだと思われますが、幅広い層に告知も行きわたっていたのでしょう。広いイベント実施スペースの多くが屋根に覆われていたため日差しを避けて楽しむことができる(たとえ雨が降っても多くの催しを楽しめます)ことや、休憩をするための椅子・スペースが多く用意されていたというのも、来場したファミリー層にとってはポイントが高くかったように感じました。このイベントは、ステージイベントもあったり、普段の車両検修場という場所の特性を生かした展示物もたくさん用意されていたので、1万人という入場人員の多さを全く感じることなく見て回ることができました。(人数はちょうど良いという感じで、大幅に増やすのは難しいかもしれません。更に人気になった場合には、500~1,000円程度など少額の入場料を徴収しても行きたい人は多いだろうという感じは受けました。)また会場へのアクセスという面でも、最寄りの高麗駅からの徒歩アクセスの他に、飯能駅との間に5分おきのバス輸送が用意されているというのも、参加者にとっては非常にうれしいと感じました。

コロナ禍からの復活の過程で、今回のような「鉄道イベント」は、従来の鉄道ファン以外にも子供連れのファミリー層を中心に人気が続くであろうという気がします。入場時や飲食オーダー時に想像以上に待たされたり、休憩するための場所が不足するなどという事が無く、幅広い年齢層の参加者が皆楽しんで帰ることができるようなような、参加者に優しいイベントの運営を、今後も期待しています。

(写真: 鉄道チャンネル)

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