「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」いよいよ2023年6月16日にオープン

2023年6月16日(金)にオープンする「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」は、映画「ハリー・ポッター」と「ファンタスティック・ビースト」シリーズの映画制作の裏側を体験できる ウォークスルー型の新しいエンターテイメント施設で、ハリー・ポッターの屋内型施設としては世界最大の規模となります。2012年にオープンした「ワーナー ブラザース スタジオツアーロンドン – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」は、これまでに1700万人以上が来場し今なお予約困難なほど大きな成功を収めていますので、この東京に誕生する新施設にも世界中から注目が集まっています。

遊園地であった「としまえん」が2020年8月31日に閉園になっていますので、約2年9か月ぶりの待ちに待った新施設オープンとなります。「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」では、映画でも人気のホグワーツの大広間、ダイアゴン横丁、禁じられた森などの素晴らしいセットに足を踏み入れ、美しい衣装や小道具や魔法の生き物に出合いながら映画制作の裏側を体験することができます。

世界中で日本にしかない「魔法省」のセット

さて、今回は日本にしかない世界唯一のセットである「魔法省」のセットが公開されましたので、ご紹介をしていきます。映画の中で重要な役割を果たす実物大の「魔法省」のセットは、施設の中でも特に目玉のセットです。

‘Wizarding World’ and all related names, characters and indicia are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc. – Wizarding World publishing rights © J.K. Rowling.

ADVERTISEMENT

このセットの面積は900㎡超、壁の高さは9メートル以上という壮麗な空間で、映画「ハリー・ポッター」シリーズの制作に参加したイギリスのクリエイターたちによって手作業で作られたそうです。イギリスから慎重に運搬された後に、東京で作り上げられたという非常に巨大なセットになります。

面積が900平方メートル超という壮麗な巨大セットに圧倒されます

魔法省のデザインはビクトリア朝建築にインスピレーションを得たもので、木材でできた何千枚もの緑と赤のタイルが張り巡らされた作りになっています。映画の撮影においては制作に最も時間がかかった手の込んだセットの一つだったようで、各タイルは6色に塗装された後セラミックタイルのように見せるためラッカー塗装が施されたそうです。

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』でハリー、ロン、ハーマイオニーが魔法省の職員に扮して潜入する場面に登場したこのセット。セットの中央には、大理石の柱の上に乗る魔女と魔法使いの重さに押しつぶされるマグル(魔力を持たない普通の人間)たちを描いた象徴的な「魔法は力なり(Magic is Might)」の像があります。この像は、死喰い人(デス・イーター)たちが魔法省を制圧した後に設置されたもので、彼らのマグルに対する見方を表しているものです。

セット中央にある「魔法は力なり(Magic is Might)」の像

台座の“魔法界に弾圧されるマグル像”は58体あります。この像全体がスチロール材を彫り上げた造形物となっており、手作業で色づけされています。

「Magic is Might(魔法は力なり)」の周りのタイル装飾もキレイです

タイルが印象的な魔法省のオフィス棟。セット中のオフィスの部屋の中は、実際に人が入ることができる大きさで作られており、一部屋ごとに装飾や設置されている小物が異なっているため、セット中だということを忘れてしまいそうです。

各オフィスの中にも色々な小物が設置されていて、実際に中に入ってみたくなる

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』で登場したMinistry Munchies(省内キオスク)というアトリウムの売店。売店の中のパンやマフィンといった食べものは本物そっくりに作られています。映画の撮影時には本物の食べ物が使用されたとか。

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』で登場したMinistry Munchies(省内キオスク)

映画の中では、魔法省の職員たちが通勤するのに、電話ボックスやトイレ、巨大な暖炉のいずれかからフルーパウダー(煙突飛行粉)を使って移動をしていました。ここスタジオツアー東京では、魔法省の職員たちと同じように暖炉の一つに入り、スモークや照明効果によってフルーパウダー(煙突飛行粉)を体中に振りかける、魔法のような体験の写真や動画を撮影することができる空間になっています。

魔法省への入り口になる暖炉

いかがでしたでしょうか?こられのセットの中には、映画での様々な裏話などの説明パネルも設置されていますので、映画の各シーンを覚えているという方でも、映画は見たけれどうる覚えという方でも十分に楽しめるようになっています。オープンが待ち遠しいこの施設ですが、まずはお早めに予約をして、この世界観を実際に体験してみてくださいね。

■「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」■

東京都練馬区春日町1-1-7(西武線・都営大江戸線の豊島園駅からすぐ)
料金:料金:大人6300円、中・高生5200円、小人(4歳〜小学生)3800円、 URL:https://www.wbstudiotour.jp

【写真ギャラリー】「魔法省」の写真をもう少しチェック: この記事の写真ギャラリーはこちら!  

関連記事 : ハリポタ電車「スタジオツアー東京 エクスプレス」新しくなった豊島園駅から出発進行! | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル (tetsudo-ch.com)

お出かけスポット : 親子で是非行きたい! 大井川鐡道「きかんしゃトーマス号」2023年のイベント詳細をご紹介! 新金谷エリア編(静岡県) | 鉄道チャンネル (tetsudo-ch.com)