東京メトロは2023年8月6日、夏休み親子企画の第二弾として親子で和光車両基地と昭和鉄道高校を巡る探訪ツアーを開催しました。

はとバス・昭和鉄道高校との共同企画で、車両基地や鉄道高校間の移動は「はとバス」が担い、昭和鉄道高校の生徒たちが案内を担当しました。東京メトロによりますと、午前・午後で見学先を入れ替えて計40組80名を募集したところ、ツアー発売開始から約6時間で完売してしまったそう。

ツアー中の移動に使用された「はとバス」の車両

和光車両基地(和光検車区)は有楽町線の車両基地として1987(昭和62)年8月12日に発足。敷地面積は約120,000㎡で、和光市駅から徒歩でおよそ15分ほどの場所に位置しています。列車検車、月検査、出入庫・入換作業、車輪転削、車両洗浄など、有楽町線と副都心線で営業する車両の保守業務を行っています。

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東京メトロ有楽町線・副都心線の10000系や新型の17000系が所属しており、同線を走る西武・東武・東急や横浜高速鉄道(みなとみらい線)の車両がやって来ることも。2023年3月には相鉄・東急新横浜線が開業したことで新たに相鉄の車両も加わり、さらにバラエティに富んだ顔ぶれが見られるようになりました。

バラエティ豊かな車両が見られる和光車両基地

当日はツアーオリジナルのヘッドマークを付けた10000系車両の前で記念撮影会が行われたほか、東京メトロ17000系を使用した実車扉開閉体験、車内に乗車したままの車両洗浄体験などを実施。少人数制のツアーということもあり、子供たち一人一人がたっぷり時間を取って業務を体験できる珍しい機会となりました。

またこうした車両基地ツアーでは恒例ですが、車両の行先表示を変更しながらの撮影は特に盛り上がりを見せており、普段は表示することのない組み合わせなどをリクエストする子供たちの姿も。案内役の昭和鉄道高校の生徒たちからのレアなリクエストもありました。

「和光車両基地」の前面表示は17000系から追加されたものだそうです

ひとしきり和光車両基地を楽しんだ後は、はとバスで昭和鉄道高校へ移動。食堂でランチを楽しんだり、運転シミュレーター体験、校内見学などを楽しんだようです。

東京メトロ鉄道本部CX・マーケティング部の板倉良和課長は「(今回のツアーは)お子さんの笑顔が見られたのが一番いいかなと思っています。高校生にとっては勉強の機会にもなりますので、こういった機会は来年も検討していければと思います」「大人の鉄道ファン向けには鉄道ファン向け、親子向けには親子のイベントを。プログラムやメニューも違いますので、ニーズにあったイベントを開催したいと思います」と今後の方向性を語りました。

記事:一橋正浩

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