185系B6編成修学旅行臨、関東分岐器岡部工場専用線、駅前居酒屋正太郎
12月1日金曜日、すみだ水族館の押上から、スカパー!東京メディアセンターの東陽町へ。それぞれ仕事をすませ、こんどは上野へ。
高崎線 岡部駅へむかうため、上野駅6番ホームに立つ。15時55分、向こうからイッパゴが7番ホームにつける姿が。
前面サインや行き先表示は「修学旅行」。大宮総合車両センターの185系B6編成。列車番号9883M。
ここ最近、B6編成は修学旅行臨に続けて入ってるようで、この日も上野でひと休みすることなく、タッチアンドゴー。
子どもたちと笑顔をいっぱい乗せたイッパゴB6は横浜方面へと走っていく。
夜の岡部駅から見えた引き込み線
岡部駅イルミネーション点灯式を見て、跨線橋から駅を見下ろすと、関東分岐器岡部工場へと続く専用線が見えた。
その先には、JX日鉱日石エネルギー岡部油槽所へと続く専用線があったが、いまは油槽所も線路もない。
「1年で最もにぎわう岡部駅の夜」に浸って、岡部駅を歩いてみるけど、1kmほど北側を走る中山道(国道17号)まで行かないと、店の灯りは見えてこない。
ってことで、岡部駅前で煌々と灯りをともす唯一の駅前居酒屋、正太郎へ無意識レベルで吸い込まれる。
常連客のなかには20代女子ふたり組も。そしてなぜか、BGMはBacknumberのCDをエンドレスでまわす……。
「群馬に近いから?」(ハゲ中年)
「あー誰が好きなのかなー、ねえねえ誰が……」(女子アルバイト)
「あーっ、いい、いい。だいじょうぶです!ごめんなさい忙しいときに」(ハゲ中年)
駅前で唯一の赤提灯で、酔う
「商工会だけど」「あども、いらっしゃい! 2階にお席用意してあるんで」。駅前イルミ点灯式の流れがこの駅前赤提灯へとうつる。
焼き鳥のけむり、常連の笑い声、高崎線の足音……。パソコンをたたんでスマホを見たら、ショートメッセージ。
「仕事いつごろ終わりますか!新宿のパート呑み、終わっちゃいますよ!」
大学時代の音楽仲間が新宿で呑んでたんだっけ。
湘南新宿ラインの到着時刻を見て、「コンビニもないからビールはグリーン車で買うか」と決めて、後ろ髪ひかれる思いで店を出た。ハゲだけど。