JR北海道は、輸送密度200未満(1列車あたりの平均乗車人員が10人前後)の3つの線区、札沼線 北海道医療大学~新十津川、根室線 富良野~新得、留萌線 深川~留萌について、バス等への転換を地域と話し合いを継続していく。

これら3線区は、100円の営業収益を得るために必要な営業費用の指数「営業係数」が1000を超えている。札沼線 北海道医療大学~新十津川は2213、根室線 富良野~新得は1854、留萌線 深川~留萌は1342。

こうした運営赤字とは別に、さらに老朽化した土木建造物の維持更新費用に今後20年間で3線区合計58億円かかると見込む。