個人遺伝情報を提供しポイントをゲット、企業と個人の“遺伝子レベルマッチング”の時代へ

2019.04.27

田中将大の GeneLife(ジーンライフ)テレビCMで知られるジェネシスヘルスケアは、個人遺伝情報を共有する新サービス「GenesisGaia」(ジェネシスガイア)をスタート。

このジェネシスガイアは、遺伝情報のマーケットプレイス(ネット上の取引市場)で、遺伝情報を研究に活用したい医療・学術研究機関や製薬、食品関連などの企業と、遺伝情報を提供する個人の利害が一致した場合、遺伝情報を共有、遺伝情報を提供した個人がポイントを受け取れるサービス。

将来的にはTポイントや楽天ポイントに変換も

ジェネシスガイアを介して遺伝情報を提供するには、同社が販売する GeneLife(ジーンライフ)ブランドの遺伝子検査キットの購入が条件。

この遺伝子検査キットの付随サービスとして提供する専用モバイルアプリで、自分の遺伝子検査の結果レポートへのアクセスや、個人の遺伝情報の第三者提供の許諾、提供先企業や団体を選択できる。

最近は、遺伝情報に限らず、個人情報がどのように活用されるのか開示されないことが問題視されている。

こうしたなか同アプリは、個人の遺伝情報がどのような研究や開発に利用されるのかを開示した上で、研究・開発ごとに同意するか否かを判断できるのが特長。

そのうえで遺伝情報を提供した個人は、GeneLife Reward Program(ジーンライフ リワード プログラム)を通じて、協力する研究・開発に応じてポイントを得ることができる。このポイントについては、「将来的にはTポイントや楽天ポイントなどに変換できるようにしたい」という。

開発・研究機関の短縮も

また、ジェネシスガイアを利用する学術・研究機関や企業は、必要な遺伝情報の絞り込みが効率的になり、研究の効率化や製品開発期間の短縮が期待できる。

ジェネシスガイアが保管する遺伝情報について、遺伝子多型や、アンケート調査などで回答を得た個人の性別、年齢、居住する都道府県、喫煙や飲酒などの生活習慣、過去に患った病気などの条件から該当者を匿名で検索できる。

さらに、個人の同意があればその人に連絡することも可能。例えば、特定の遺伝的特徴を持った人だけを治験の対象にする場合、対象者の絞り込みがかんたんになり、治療薬の研究期間短縮が期待できる。

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